アフターコロナに生き残る経営者の条件
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1346日目
おはようございます!
コロナの影響は日に日に増加してます。
飲食店経営者の方々は、
営業しても休業しても、
どちらにしても辛い状態のようです。
資金確保と雇用の確保に
集中してください。
政府や専門家会議の方は、
「8割の接触を減らさなければならない。
7割だと2か月かかるんだ。」
と話されましたね。
これが何の前置きなのか?
今のぼんやりした危機感だけで
外食を減らした程度では、
とても8割の接触を減らしているとは言えません。
つまり、
2か月以上の長期化することを
今から言っているのです。
先が見えないことが不安を掻き立てますが、
まだまだ先にしか見えないことを前提に
対応していかねばなりません。
でね、
進化論のダーウィンは言ってます。
「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。」
そう、
変化に対応できるものが生き残れるのです。
変化とは何か?
同じ仕事のやり方に固執している経営者は、
アフターコロナの時代には生き残れません。
仕事の取り組み方や進め方は、
大きく変わるでしょう。
すでに飲食店では、
テイクアウトの展開に切り替えているところがあります。
その方法が正解かどうかは分かりませんが、
常に新しい方法を試み、
チャレンジしていく姿勢がなければ
この難局は越えられないでしょう。
しかし、
大きな問題があります。
中小企業の経営者の平均年齢を
ご存じでしょうか?
今や60代後半が平均なんですよ。
世代交代が進まないことで、
年々平均が高齢になっています。
そして問題なのは、
ご高齢の経営者には判断できないということです。
大きな変化を嫌うのは高齢者の特徴です。
理由はいくつかあります。
一つは、自分がやってきたことの正当化。
正常性バイアスとも言いますが、
今までやってきたことが正しいから、
今回も同じように行くだろうという
何の根拠もないのに行動できないのです。
東日本大震災でも、
正常性バイアスにより
多くの命が失われました。
自分は大丈夫だろうって、
思ってしまうのが人なのです。
二つ目は、
最新の情報についていけないこと。
例えば、zoomのような遠隔会議システムのことを
熟知している高齢の人を見たことがありません。
知らないことを実践で活用しようとは
考えられないのです。
多くの情報が一度に来た時に、
様々なことを判断することができなくなります。
40代、50代の経営者には
自分で切り開く力があります。
でも、
70代ともなると、
すべてに答えを出し切れません。
だから幹部が提案しようとも、
適当な理由を付けてかわすんですよね。
私は多くの高齢の経営者を見てきて、
どうしたら行動に移してくれるのか、
今だったら答えがあります。
どれだけ言っても動いてくれなかったのに、
スイッチが入ると即行動になるんです。
その答えとは、
すべてのリスクとプランについて
調べ上げて短時間で提案することです。
経営者が不安に感じること、
人、モノ、金に関するリスクと対策を
完全にプランニングして、
最善のプランを提案するのです。
対策まで用意せずに、
経営者に提案したって
イエスはもらえません。
高齢の経営者だったら余計にそうです。
その場ですべての疑問に答えを用意して、
この道が最善だと断言できれば、
「じゃぁ、それでやってくれ」
と動くのです。
税理士業界も高齢の大先輩の方々が
多くいらっしゃいます。
でもテレワークに切り替える事務所は
ほとんどありません。
少しずつ動き出してますが、
まだまだです。
新しいチャレンジに行動すること、
ダーウィンがいう生き残るものは
変化できるものです。
常に時代に合わせて変化し続けるものが
アフターコロナでも生き残るのです。
あなたの会社でも
コロナに影響で変化は起きてますか?
この機会が変化をさせるのか、
変化するためにこの機会があるのか?
いずれにしても、
変化することを恐れず、
やり直しをしながら
何かを始めてみましょう!
最初からうまくいくことなんてありませんから、
とにかく動きましょう!
最新情報を無料でゲット