分割協議をお忘れなく
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1650日目
おはようございます!
今週もあっという間に一週間が終わります。
昨日は午後から岐阜市役所にて
無料相談員をしてきました。
確定申告シーズンということで
所得税の相談が数件ありましたね。
でも、
毎回そうですが
一番多くある相談は相続です。
昨日も相続絡みは多かったですよ。
相続は様々な手続きが複雑に絡んでくるので
1つを調べても
また違うことが分からなくなり、
なかなか納得がいくところまで
自分だけではたどり着かないみたいですね(^-^;
先日、
節分の日に実家を訪れたときに
興味深いものを見せてもらいました。
その書類は家庭裁判所から
母宛で送られたものでした。
両親はなにがあったのかと
とても怖かったそうですが、
封を開けて読んでいくと
なるほど。。。
というものでした。
その内容は、
相続財産を放棄して欲しいというもの。
母のひいおじいちゃんの財産が
遺産分割されずに残ってしまっていて、
それを処分するために
相続人全員へ書類を送っていたんですよ。
でね、
その相続人の総数、
なんと400人!!
昔は兄弟が9人とか当たり前でした。
母の父も9人兄弟、
その父も9人兄弟、
亡くなった人が多くなればなるほど、
その下の相続人に引き継がれていくので、
ねずみ講式に相続人が増えていくのです。
400人もいたら
必ず行方不明者がでてきますし、
素直に聞いてくれない人も数%程度いることでしょう。
その時に分割登記をしていればよかったのに、
しなかったために大変なことになってしまいました。
この手続きもさらに放置すれば、
母の次の私のところまで話が及ぶことになるんですよね。
やるべきことはその都度やっていきましょう。
ちなみに、
相続登記が法律改正で義務化されます。
今年の春までに改正されるとの情報を聞いていますが、
その後どうなったのか・・・です。
義務化されると放置した時に
過料と呼ばれる罰金が科せられますので、
相続登記の放置問題は
これからは少なくなりそうですね。
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