過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1914日

 

 

おはようございます!

昨日は終日にわたって

幹部メンバー達と経営計画策定の講座に参加しました。

自分一人だけだったら申込しなかっただろうけど、

多くのメンバーの思考を広げる機会として

とても良い環境をいただいてます。

 

 

戦略計画を策定するということで、

数字の話しは少なくて

理念やマーケティングについての分析からの

戦略作りに注力したものとなってます。

 

 

中小企業診断士試験を受験したときに

経営理論について勉強したことを

実際に自社に適用していくことって

とても面白いなぁと感じながら取り組んでます。

ただ、

メンバー達には理論が難しいようで

外国語を聞いているようだ・・・

と言ってるメンバーもいて

なかなかハードルが高い面もあるようです。

 

 

でね、

今回の経営計画の中で出てくるものは

多くのフレームワークなんですよ。

フレームワークとは何でしょう?

簡単に言えば、

思考の枠組みです。

つまり、

この表に当てはめていけば

自然と答えが求められるという枠組みなのです。

経営理論だけでなく、

思考のフレームワークってとても多く存在します。

フレームワークをいくつか覚えているだけで

とても役に立つんですよ。

 

 

経営分析だと

SWOT分析や3C分析。

自社を取り巻く環境や自社の内部の分析を

このフレームワークの定義に合わせて

考えていくだけである程度の分析ができてしまうんです。

だからそのフレームワークの意味を考え出すと頭が混乱しますが、

そのまま当てはめていくだけだと思って進めていくと

勝手に見えてくるものがあるんですよね。

 

 

今回はアンゾフのマトリックスが

ドンピシャで当てはまりました。

縦軸に市場、横軸に製品を置いて

分析していくのですが、

うちの事務所の場合は

お客様の年代別で分析してみたのです。

具体的には、

30代の経営者の方の売上、

40代の経営者の方の売上、

といった具合に50代、60代とね。

そして60代以上では後継者あり、なし。

この分類をしてみたところ、

アッと驚く結果が出ました。

 

 

想像以上にお客様の年齢が高齢化していました。

40代までの経営者の方が思った以上に少なかったのと、

60代以上のお客様が想像以上に多かったです。

中小企業白書からも中小企業経営者の平均年齢は

年々高くなっていて、

最新のデータから平均が63歳前後だと見えています。

なんとなくは意識してましたが、

統計を見ると逃げられませんね。

そして自分の事務所でも統計と同じ傾向だという事でした。

これによって、

どのお客様にどんなサービスを強化すべきかが

明確になってきますよ。

この機会に恵まれただけで

この講座に参加してよかったです。

 

 

フレームワークは物事を難しくするためにあるのではなく、

それに当てはめれば簡単に結論が出せるというもの。

いろいろなフレームを覚えておいて

ビジネスに役立ててくださいね。

 

 

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