過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士藤垣寿通です。

毎日ブログ2046日

 

 

おはようございます!

毎日確定申告書をチェックしていると

いろいろな人がいるなぁと、

結構面白いんですよ。

 

 

確定申告書と決算書には、

職業欄があるんです。

ここの書き方も担当者ごとに

微妙な違いがあって面白い。

 

ちなみに、

あなたは何て呼ばれたいですか?

自分が望む呼ばれ方ってありますよね。

 

 

でね、

昨日はお二人の申告書の職業欄の書き方で

ちょっと入力を直してもらいました。

お一人は、

「無職」

です。

もうご高齢のご婦人で不動産所得と年金所得があるお方でした。

確かに職業と聞かれると特にないのですが、

あえて無職と書かれるとちょっと切なくないですか?(笑

職業を空欄にしてもらいました。

 

 

もう一人の方は、

元々会社の創業社長だった方が、

事業承継をして株式を全部売却され、

今では会長職として名誉職で非常勤の勤務をされています。

登記上も役員ではなくなったのですが、

この方の職業欄が

「会社員」

でした。

たしかに正確には役員ではないのですが、

対外的にも会長で通っていれば

「会社役員」でいいのではないでしょうかね(^^;

ご本人が申告書を見られたときに

会社員と書かれていたら悲しくないですか?

ということでこの方も入力し直してもらいました。

 

 

ただの作業として確定申告をしてしまうと

どうしても四角定規的に形式で仕事をしてしまいますが、

その仕事の先には生身の人がいて、

感情を持っておられるんですね。

相手の立場に立った仕事ができると、

もっと喜ばれるんじゃないかと思います。

 

 

 

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