「できない」ことも伝える!
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2056日
おはようございます!
今日から3連休ですね(^O^)
桜はまだ少し早そうですが、
暖かくなってお出かけしたくなりますね♬
さて、
2月から経営者向けのオンライン勉強会を始めまして、
今週で4回目となりました。
今回は3社の経営者の方々が新たにご参加くださって、
ますますシェアの時間が濃くなってます。
運営している私も大きな学びをいただいてます。
でね、
勉強会の中ではシェアと言って
ご自身の考えをお話ししていただく時間があります。
演習を終えて、
その感想などを中心として話していただくのですが、
参加者の方からは
「シェアの時間が自分の言葉でアウトプットする場となって
とても良い時間になりました。」
そんな感想をいただきました。
同じ演習の問いに対して
他の経営者の方がどんなことを考えているのかを
知る機会にもなるので、
とても勉強になるんですよね。
そして勉強会のシェアの中で
こんなお話をお聴きすることができました。
その方の会社は製造業で、
社長も営業をすることがあります。
少し前までは
自分の会社で全部できます!
と言って営業をされていたそうです。
実際には自社ではできなくても、
提携する会社に依頼することで製造はできるそうですが、
お客様の前では少しでもよく見えるようにと、
うちでできます!
という会話をされていたそうです。
それから最近では、
自社でできないことははっきり伝えようと
しているそうです。
うちでできなくても、
信頼できる提携先に依頼できるので、
思い切って「できないことはできない」と
伝えるようになったんだそうです。
すると、
なんと結果として売上が増えたんだそうです。
その社長さん曰く、
「お客様もうちができるかどうかは見当がつくそうです。
本当にできるのか?という疑問がある中では
イエスは言えなかったんじゃないかな」
正直に素直に伝えることで、
逆に信頼を得られたというお話でした。
うちの仕事においても、
若手の担当者は
「自分はできない」
と言えないんじゃないかと思うんです。
私も昔はそうだったからです。
大先生から教えていただいたことを
自分のアイデアのようにお客様に伝えていました。
それが悪いのではありませんが、
素直に等身大で関係を作ろうとしているかどうかは
お客様には伝わるんじゃないかな。
自分が分からなくても、
自分の先輩や上司、私や、提携する専門家の先生方が
ちゃんと対応できさえすればよいのです。
いや、
むしろそうすべきなのです。
担当者の知見の範囲だけでしか
お客様に価値の提供ができないようでは
本当の顧客満足は提供できません。
もっと自分の上を頼って
お客様に対応してもらえると
もっともっとお客様から
喜ばれるんじゃないかって思いました(^^)
最新情報を無料でゲット