相続税増税後の統計結果
過去の数値から、
仕事をする税理士。
その数値を活かして、
過去と未来をつなげる
未来会計士 藤垣寿通です。
クリスマスイブの昨日は
どんなイブを過ごされたでしょうか?
どこかで外食でも行かれましたか?
クリスマスに独りぼっちを、
クリぼっちと言うそうですね。
私はというと、
クリぼっちではありませんが、
イブの晩にお客様のところに
訪問してました~。
相続税の説明と、
遺産分割についての
アドバイスをしてましたよ。
大きなトラブルもなく、
ホッとしました。
相続のことがはっきりしないで
年を越すというのは、
相続人さんにとっては
スッキリしないと
思うんですよね。
何とか年内に大枠の話を
してあげれるように
日程調整したら、
クリスマスイブの晩に
なってしまいました(^^;)
とんだクリスマスプレゼントに
なってしまったりしてね。
さて、相続税と言えば、
平成27年の1月1日から
増税になったという話は
記憶に新しいところですよね。
で、1月1日以降に亡くなられた方が
対象になるので、
増税後に実際に申告書を
提出するのは去年の10月末からに
なるわけです。
今年の10月末でようやく1年経過した
ことになります。
2週間ほど前に、
国税庁からデータが
公表されました。
相続税の申告者の推移です。
増税後にどう変化したのかが
データで確認できました。
そのサイトがコチラ。
やはり、人数は約2倍になっています。
亡くなった人のうち相続税の
対象となった人の割合が、
平成26年分は4.4%でしたが、
平成27年分は8.0%でした。
人数の推移はこんな感じ
そして、申告者の財産の内訳がこちら
この図を見ると、平成27年では
土地の割合が減って、
現金預金の割合が増えてますね。
27年から対象となったのは、
今まで対象外だった人たちです。
改正によってギリギリ相続税が
かかることになった人は、
土地ではなく金融資産が
多い傾向があるということでしょうか。
まぁ、土地の割合は
年々減少していますけどね。
統計を見ると、
いろいろな気づきを得られるので、
時間があるときに
しっかり分析しておきます。
質問などありましたら、
個別にメッセージを
お送りくださいね(^^