過去の数値から、

仕事をする税理士。

その数値を活かして

過去と未来をつなげる

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

事業承継という話題は、

私の事務所でも

とても多く相談を頂きます。

団塊世代の経営者の方の

大きな悩みの中に、

必ずと言っていいほど

事業承継が入っています。

 

事業承継には段階ごとに

フェーズがあります。

今日は、ある程度

事業承継が進んでいる

ところの話です。

 

もう後継者が社内にいて、

仕事を引き継いでいこうと

している状態です。

ご自身が退職するまで

まだ期間があるので、

それまでに後継者に

経営を教え込みたいと

悩んでいる経営者が

とても多くいらっしゃいます。

 

でもね、

そんなに思うようには

いかないんですよ。

だって、

人は

アンコントローラブル

ですから。

要するに、

コントロールできないということ。

親子でもそうです。

逆に親子だと

言いすぎてしまい、

関係がぎくしゃくするかも

しれませんね。

 

コントロール不能

 

 

また、

こんな勘違いも

よくありますよ。

ご自身のレベルを

ついつい後継者に求めてしまう。

あなたのレベルになるには

あなたの年齢までやらなきゃ

なれませんよ。

 

高いレベルを求めてしまう

 

 

 

だから

細かいことを

気にしてはいけません。

ある程度、

権限を渡して、

自分で考えるように

させてみてください。

 

考えて、判断することを経験させて、

その判断について、

どうしてその判断をしたのかを

聞いてあげてください。

叱ったり、否定してはいけません。

ただ、客観的にどうかを

教えてあげることは必要です。

 

後継者の判断を

あたたかい目で、

そして、

冷静に見てやってください。

 

 

相手のレベルに合わせた

対応が必要だったりと

留意することは

またの機会に

お伝えしますね。

 

 

 

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