リスクを想定してますか?それとも想定しすぎてる?
過去の数値から、
仕事をする税理士。
その数値を活かして
過去と未来をつなげる
未来会計士 藤垣寿通です。
昨日は1月31日。
私たち税理士にとっては、
ある仕事の締め日なのです。
税務署に法定調書合計表を、
市町村には給与支払報告書と
償却資産申告書。
そして法人の申告などです。
年末調整した会社の
従業員さんたちの源泉徴収票は、
ここで市町村に提出されるわけですね。
今では電子申告により
提出できるようになったため、
提出作業は昔と比べて、
とても楽になりました。
いや、そのはずでした・・・
実は、電子申告には2種類あって、
国のeTAXと、
県と市町村をまとめるeLTAX。
エータックスとエルタックスです。
この地方のほうのエルタックスが
止まってしまったんですよ。
ホームページでは、
こんな画面が表示されていました(^^;)
あり得ないでしょ。
『申告期限に間に合わない場合があります』って!
申告者数なんて予測できるはずだし、
なんでこうなるかなぁ。
何回も何回もトライすると
たまに送信できるんですが、
件数ありすぎてダメですね。
でも、「想定できるはず」
というセリフは、
自分の会社でも
よく聞きませんか?
「こんなこと予測できたでしょ!」
と思うことって、
人ごとではありません。
人に迷惑をかけるようなことは
絶対に避けなければいけません。
ただ、こうも思うんです。
やること全てにおいて
完璧を心がけていたら、
仕事量ばかり増えてしまい、
やりたい仕事なんて
何もできないんじゃないかと。
私の師匠の遠藤晃先生からは、
完成度は30%でいいんだと
教わりました。
自分がチャレンジすることにおいては
脱完璧主義じゃないとダメなんです。
失敗して修正して、
失敗して修正してを
繰り返すスピードが速いほど、
ビジネスは上手くいくんですよね。
でも本人は沢山失敗しているから
成功してるなんて思ってません。
人に迷惑かけてはいけませんが、
それを理由に挑戦しないことは
とても残念に思います。
貴重な時間という経営資源は
誰もが同じ量しか与えられていません。
だったら、
やりたいことをどんどん
挑戦していきたいですね!