犯人探しに夢中になって、肝心のことを忘れてませんか?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
岐阜のキャッシュフロー税理士の藤垣です。
今日のブログは百条委員会で話題になってる話です。
百条委員会とは、
地方自治法という法律の第百条に、
必要に応じて特別に設置できる委員会があって、
証言を拒否したりすると罰則があてられるものなんです。
最近のメディアの言い方だと、
この百条委員会に引っ張り出せば、
全てが明らかになって、
だれが裏で糸を引いていたかが
解明されると言わんばかりの雰囲気でしたね。
だけど、実際にはどうでした?
元副知事の浜渦氏は、
4時間にわたり終始堂々とした態度で、
持論を崩さず答弁していました。
かつての剛腕ぶりがうかがえる答え方で、
結局何も分からずじまいでした。
都議の質問の後で、
「水面下で質問したら、答えてやるよ。」
とつぶやいてましたね。
何があったのか、本当のところを知りたくなりますね。
また、石原都知事は更にひどかった。
昔の石原都知事はカッコよかったです。
全くブレがありませんでしたよね。
しかし、百条委員会に出ていた彼は、
もう、以前の石原慎太郎ではなかった。
病気とは言え、とてもあの石原都知事とは思えなかったです。
もはや、老人をいじめてるだけですよ。
メディアが犯人探しを面白おかしく報道するから、
国民もそちらに目が行ってしまいます。
しかし、誰が悪いのかを探しても、
豊洲移転については何も解決しません。
肝心なのは、これからどうするのかを決めることです。
もう、あなたも感じてましたよね。
方針が決まってしまえば、
後はそれに向かって進みながら、
この原因を追究すればいいと思うのです。
企業でも、こんなことはないでしょうか。
ミスが発生して、その原因追及は徹底的に行うのですが、
「再発防止を徹底します。」というだけで、
結局また同じミスを繰り返す。
ミスの原因は、直接的な事ばかりではなく、
モチベーションだったり一見分かりづらいこともあります。
簡単に考えずじっくり改善に取り組むことが必要な場合もありますので、
ケースバイケースでの対応を心がけてくださいね。