願望を共有する世界|上質世界
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ772日目
おはようございます!
不規則な天気が続きますが、
最近では天気が雨でも
気にしなくなりました。
雨だと憂鬱な気持ちになる人がいるけれど、
それは自分の勝手な思い込みです。
天気は地球上の自然現象です。
自分でコントロールできないものです。
植物にとっては欠かせない恵みの雨です。
嫌だという思考と重ねているのは
あなた自身なんですよ。
さて、
人の欲求には5つの欲求があると
お伝えしたことがあります。
選択理論心理学では、
生存の欲求、
愛・所属の欲求、
力の欲求、
自由の欲求、
楽しみの欲求
があると言われます。
誰もが5つの欲求を持っているのですが、
人によってその欲求の大きさが
異なるんですね。
だから人によって喜ぶことが
違うんですね。
この欲求の話しには
その先に続きがあります。
上質世界という
自分の基本的欲求を満たす人や物や状況などが
ストックされていく
アルバムのような場所があるのです。
なんだか難しいですか?
簡単な事例を紹介すると、
赤ちゃんにとっての上質世界のアルバムに
貼られている写真はお母さんの写真です。
赤ちゃんは自分を表現することができないので、
泣いて表現をします。
お腹が空いた、
眠いなど、
欲求を満たそうとして泣きます。
それを叶えてくれるのは、
お母さんなんですね。
だから、
生まれたときには白紙だった上質世界のアルバムに、
最初に貼られるのはお母さんの写真なのです。
こうやって上質世界には
いろいろな写真が貼られていきます。
結婚すればパートナーの写真が貼られますし、
子供ができれば子供の写真も張られます。
仕事で尊敬する人がいればその人の写真が貼られます。
と同時に、
剥がされることもあるのです。
以前貼られていたものより
上質?というか自分が良いと感じるものを
張り替えていきます。
この張り替えがときに怖いことになります。
上質世界に貼られるのは、
それが健全なものであるかどうかは
分からないということなんです。
もし麻薬の中毒になってしまったとしたら、
その麻薬をやっている時間が上質世界になってしまう。
本人にとっては、
それが上質だからです。
お酒やギャンブルもそうです。
怠惰もそうかもしれません。
ヒモのような生活をして
仕事をしなくても楽に生活できる環境を
手に入れられると、
それが上質世界になってしまうかもしれません。
また、
自分中心に生きてきた人には
上質世界には自分以外の人の写真を
貼れないかもしれません。
その人と一緒に暮らしたり仕事をしたりしても、
上質世界のアルバムに貼られてなければ、
その人にとってはそれは喜びではなく、
単なる同居だったり単純労働なのかもしれません。
これまでの話しを前提にすると、
仕事において上質世界を共有するということは
いかに難しいかということです。
人それぞれ欲求が違う中で、
共通する価値観、
つまり経営理念でつながることが
上質世界を共有することになると思いながら、
その難しさをあらためて感じてます。
理念の共有は一朝一夕にはできません。
価値観の共通するところを見つける作業を
根気よくするしかありません。
また、採用においてどんな人と
一緒に仕事をするのかを
明確にすることがとても重要なんですね。
最初から上質世界を共有できない人と
一緒に仕事をしても不幸にしかなりません。
だから最初から同じ方向を向いている人を
採用することが大切なのですね。
採用が困難になる時代ですが、
しっかり見極めていきましょうね!
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