誰に向かって仕事をしているか。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ870日目
おはようございます!
最近は相談のお話をいただくことが
多くあります。
昨日は遠い遠方の方から
相談の連絡をいただきました(^^)
ありがたいことです。
さて、
うちのスタッフたちは
熱心でまじめな性格な人が多いようです。
一生懸命にお客様に対応するのですが、
一部のスタッフはお客様から
叱られることがたまにあります。
真面目なのはいいのですが、
「税法に照らして
○○はダメです。」
と厳しい回答をするのですが、
ダメ出しだけで終わっています。
すると経営者からは
「だったら、
どうやったらいいのか
教えてくれないとダメだろ!」
と叱られるわけです。
そう、
代替案や提案を
経営者は望んでいるのです。
税法の正しさを聞いているのではなくて、
どうやったら望むことができるのか?
これだけを求めているのですね。
先回りして、
「こういった時はこうした方がいい」
「これをしておくと後から選択できるから。」
とか、
経営判断に使える税務の話を
聞きたいんですね。
ダメなものがダメなら、
それを回避するために
どんなアイデアや提案をくれたのか?
これが重要なのです。
経験豊富だから提案できる、
経験が浅いから提案できない、
ではないと思うんですよ。
どちらかというと、
誰に向き合っているかです。
フォー・ミーで考えているか、
フォー・ユーで考えているか。
フォー・ミーだと自分のため。
何かあったときに責められないように。
自分が言っていることは正しいことなんだ。
自分が知ってることを認めてほしい。
のように、
自分に向いている思考だと、
相手の立場に立っていないので
想いがすれ違いますね。
フォー・ユーだと、
相手が何を求めているかが起点です。
とことん相手の立場に立って考えます。
ダメなものはダメなのですが、
相手が考えていそうなことは
先回りして前もって伝えておきます。
他の方法があるかどうかなど話しをします。
叱られることなんてあり得ません。
相手が味方だと感じてくれているかどうかが
分かれ目です。
相手の立場に立つという、
弊所の行動指針があります。
これを実際に行動できている人は
まだ限られています。
電化製品を買いに行って、
店員さんに
「こんな機能ありますか?」
「ありません」
「こんなことはできますか?」
「できません」
「いやいや、
できませんじゃなくて、
できる商品を教えてくださいよ!」
こんな経験はありませんか?
この店員は誰のために仕事をしているでしょう?
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