生産性と働き方
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2563日目
おはようございます!
昨日は午前は研修、午後から会議の一日でした。
事務所では製販分離の取り組みに力を入れています。
これは今より働く環境を良くしていくため、
これから訪れる人口減少時代にも対応していけるよう、
DXの技術を取り入れた生産性の高い業務体制を作っていくため。
同じ時間で高い収益を得られたなら、
それだけ多くの給料を支払うことができるし、
もっと休日を増やしていくことも可能となります。
だからこそ、生産性を上げることはとても重要なのです。
4年目となる今の製販分離の取り組み状況はというと、
以前のように一定のお客様の一定の仕事しかできなかった
10年前のような担当者制からは脱却できたおかげで、
一番多くの担当を持っていた社員が退職したときでも
すんなり引継ぎができました。
と言っても引き継いだ側は大変だったと思いますが、
昔のような完全に属人化した仕事をしていたら
相当時間がかかったでしょうし
今回の何倍も苦労したと思います。
そんな話をすると上手くいってるようですが、
まだまだな部分もありますよね。
一つのお客様を複数人で担当するため
どうしても情報共有のために多くの時間がかかってしまいます。
これはチーム制にすることでの必要経費だと思いますが、
共有が上手くいかないとめちゃくちゃな決算書が仕上がってくることもあります。
指揮官役の顧客管理の把握が弱いとどうしても手直しが多くなりますね。
現在の藤垣会計では、
人の入れ替わりがあったこともあって
残念だけど生産性は大きく下がっています。
2年前には一人当たりの売上高が1200万円をこえていたものが、
今年の着地予想をみると1000万円を切ってしまうか。。。というところ。
普通の会計事務所と変わらない生産性に落ちつつあります。
社員を増やせば一時的には生産性が下がるのは仕方ないことですが、
これがずっと続くようだと大きな問題となります。
これは社員を増やした私の責任なので、
その社員数に合わせて顧客数をもっと増やしていくしかありません。
でもね、
事務所の中がそんなに暇になってるわけじゃないんですよね。
不思議ですね(^^;
生産性がもっともっと上がってこれば
給料はもっと増やしていけますし、
残業が減っていくでしょうし、
有給消化日数だってもっと増やしてもらえます。
別に法令上の有給数をフルで取ってもらうことだって可能ですが、
それをみんなが実行すれば当然仕事は回らなくなります。
仕事が回っていく状態をつくために勤務日数をその分増やさざるを得なくなります。
それでは本末転倒ですよね。
結局のところ、
みんなが休める環境を作るためには、
高い報酬を支払ってあげられるためには、
高い生産性を上げるしか方法はありません。
これ唯一です!!
一人当たりの売上高と時間当たりの売上高。
ちょっと改善の兆しが見えてきてますので、
ここからのまき直しが楽しみですね。
昨日の研修でも伝えたことですが、
会社が良い会社になるためには
経営者だけが頑張ったところで無理なのです。
メンバー一人ひとりが真剣に考え、
どんどん積極的に新しいことに取り組んでいくことで
手に入れられるのです。
ぜひチャレンジしていきましょう!!
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