情報に振り回されない基準を持つ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1039日目
おはようございます!
今日は午後から税理士会にて
研修会の運営のお手伝いです。
2年間の業務対策部での業務が
今日で終わりとなります。
2年なんて、あっという間ですね。
慣れたころに終わる。
でも、また次のスタート。
来期は再び租税教育推進部。
なかなか大変そうです(^^;
さて、
昨日は仕事で大学教授の先生と
ご一緒してましたが、
高齢者の自動車運転のニュースについて
話題となりました。
その先生はご高齢ですが
もう3年も前に
運転免許を返上しているので、
最近は車に乗せられていても
今どこを走っているのか
分からないって仰ってました(^^)
でね、
毎日のように、
ニュースやワイドショーで
高齢者の事故や逆走のことが
取り上げられています。
本当に危険だと思うのですが、
でも、
それって本当なのでしょうか??
いや、ニュースに取り上げられている事故は
もちろん本当です。
被害者の方のお気持ちを考えると
どこにもぶつけられない
どうしようもない気持ちが湧いてきます!
辛いです。
しかし、
よくよく考えてみてください。
高齢者ばかりが事故を起こしているように
感じてしまう報道を見て、
うまく扇動されていませんか?
私はテレビが好きではありません。
厳密にはニュースが好きではありません。
特に朝のニュースとワイドショー。
興味がある話は見るのですが、
どうしても偏りがある報道には
うんざりするときがあります。
国民感情をある方向へ向けようという
意図を感じますね。
高齢運転者の死亡事故は
どうなのか、
統計を調べてみました。
おお!
確かに毎年割合が増えています。
でも、
死亡事故数はほぼ横ばいです。
では、
どうして割合が増えているのでしょう?
その答えは、、、
実は交通事故の死亡者数は
毎年ずっと減少を続けています。
私が生まれた唱和46年辺りが
一番ピークなんですね!
そこから比べると3分の1程度まで
少なくなっているのです。
高齢運転者の死亡事故件数は一定で、
全体の死亡者数が減っていれば、
高齢運転者の方の割合は
相対的に増えていきますよね。
そこだけ見ると
増えているように見えていますが、
実際には全体としては減っているので
良い傾向にあると思われます。
でも、
ニュースではあたかも高齢者の運転が
危険度ピーク!という感じで
報道されています。
これをどう解釈するかは
あなたの自由ですが、
その判断基準を自分が持つのか、
周りに誘導されているのか。
自分自身で判断基準を持つことが
必要なんだと思います。
あなたは大丈夫?
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