勝つストーリーを持つ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1176日目
おはようございます!
今日は祝日なんですね!!
即位礼正殿の儀という
めでたい特別な日であります。
陛下には去年の10月の清掃活動ボランティアにて
ご会釈を賜ったときにお姿を拝見しました。
その当時は皇太子さまでしたから
ずいぶん放たれるオーラといいますか、
雰囲気が変わられたのだろうと
想像しています。
式典の中継を見るしかありませんが、
楽しみですね(^^)
さて、
最近忙しくて本を読む時間は
あまりとれていません。
選択理論の勉強という意味では
そちらの方に傾倒してます。
今日ご紹介する書籍は、
弊所のメンバーが研修に行ったときに
わざわざ私にと購入して来てくれたもの。
渡邉美樹さんの警鐘
いずれじっくり読みますが、
ざーーーっと開いてみただけでも
とても深い企業考察や
過去の振り返りがなされていました。
中小企業のサポート役として
仕事をしている私に刺さったところを
ご紹介したいと思います!
「なぜ中小企業の7割が赤字なのか」
こんなテーマで始まる章がありました。
的確な表現で説明されてましたが、
渡邉美樹さんは
「どうしたら赤字から抜け出せますか?」
とよく聞かれるそうです。
でもね、こう書かれておられます。
「はっきり言って、経営者が赤字でいいと思っているから
赤字になっているケースが多いように思います。」
短期的な税金のことに振り回されたり、
税金の支払いを減らそうと
交際費の支出を増やしたり、
場当たり的にお金を支出する経営者が多いと
書籍には書かれていますが、
正にその通りです。
経営者の本当の意図は、
会社が永続するために
「お金を残していたい」
という想いが
形を変えて
「税金を払いたくない」
に変換されてしまうのです。
税金を払わない=お金が残る
これは間違いです。
税金を支払わないために、
他の支出をすることが
とても危険な行為なのです。
会社の安全性の指標である自己資本比率は、
税金を支払った後の利益で
高くなっていくのです。
税金を支払った後の利益が
次の投資に回していけるのですよ。
先にお金をドンドン使ってしまったら、
投資に回すお金が無くなってしまいますね。
これを続けても、
会社が永続するとは思えませんね。
だからこそ、
しっかり税金は支払って、
次の展開に進めるのです。
渡邉美樹さんは、
勝つストーリーを持っているそうです。
今までも常に勝つストーリーを持ち、
その通りに経営してきたそうです。
上手くいかない経営者は、
勝つストーリーがなく、
負けるストーリーで仕事をしていると言います。
経営者は考えることが仕事です。
いろいろな企業を見て回ったり、
書籍を読んだり、
セミナーを受講したり、
さまざまな成功事例の中から
自分の成功事例を作り出すのです。
自分の頭でゼロから作り上げることは
なかなかできません。
でも、
上手くいってる会社の事例を勉強したり、
失敗した経営者の話を聞くとか、
そういった参考例を自社に当てはめていくと、
自然と見えてくるものがあると思います。
自社の勝つストーリーを
ぜひ描いてみてください!
創業の想いを思い返して、
実現させていきましょう!
応援しています!
最新情報を無料でゲット