誰のための商品なのか?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1537日目
おはようございます!
一昨日から昨日まで終日出かけておりましたが、
今日は一日事務所で仕事をしてます。
朝からプランニングを済ませて
やるべきことに注力していきますよ(^^)
さて、
一昨日の東京で受講した研修では
どうやって中小企業の経営者を元気にできるのか?
この思いから様々なツールを開発され、
経営者向けに発信、指導をされておられる会計事務所の
トップの想いを聞かせていただきました。
私はこの業界ではすでに25年以上いますが、
勤務しているときは決算書を誰のために作るのかといえば
税務署に提出するためだとしか考えていませんでした。
しかし独立して経営者目線でいろいろ考えるようになると、
迷うようになりました。
迷うとは、
軸がない状態だということです。
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例えば、
会計基準では細かいことまで決められています。
正しさを会計基準に置けば、
会計基準に則った決算書になります。
また、
税務署の税法とも会計基準は少し違っています。
そういう意味では
会計基準ではなく税務会計に合わせて
決算書を作るということもできます。
世の中の会計事務所では
ほとんどが税務会計で作られています。
もちろん税務会計や会計基準に
間違いがあるわけではありませんが、
誰が決算書を求めているかと考えると、
その正しさは「経営者のため」のもので
あるべきだと気が付きました。
というのも、
勘定科目を正確に細かくすれば、
銀行が作る格付けの評価が下がる要素があるのです。
何も考えずに会計基準の正しさで作ったせいで
銀行融資ができない!
なんてこともあり得るのです。
誰のためにこの仕事をしているかと考えることで、
自分の仕事の軸が明確になりました。
これから事務所の基準を作り直していきます。
お客様に喜んでもらえるために、
その軸で商品(うちでいえば決算書)を
作っていきますよ。
いろいろなツールも開発中です。
お客様は楽しみにしててくださいね。
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