泣いて馬謖を斬る
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1744日目
おはようございます!
最近のマイブームは毎朝のワンコの散歩のときに聴く
ポッドキャストの話しです。
何年も前の番組の放送を連続して聞いています。
今はチームビルディングの組織づくりの番組を聴いています♬
その番組はリスナーの方からの質問に答える形で
進行していきます。
その質問を聞いていて感じることがあったので
今日のブログで取り上げたいと思いました。
どんな質問だったかというと、
「私の経営する会社の創業メンバーと女性社員の
不倫が発覚しました。
社員が90名のうち女性が70名の会社です。
本来なら二人を解雇すべきなのですが、
創業以来ともに頑張ってきた幹部を
解雇することができず、
女性社員だけ解雇となりました。
そのことについては
社長である私から社員に向けて
しっかり想いを伝えるメッセージをしました。
他の決断の仕方があったとしたら
どんなことができたでしょうか?」
というものでしたね。
なかなか重たい話しなんです。
番組では、
女性が多い職場の中で
女性だけを解雇するという判断は
あとあと問題になるのではないかという事でした。
ただ、
どんな判断をしたとしても、
経営者の責任であるので、
それに対して経営判断をしていくだけだと。
あなたがその会社の経営者だったら
どうしますか?
また、
その会社の社員さんの立場だったら
どう感じるでしょうか?
私はこの話を聴いて、
三国志の逸話の
「泣いて馬謖を斬る」
という言葉を思い出してました。
このエピソードは、
蜀の国の軍師の諸葛孔明が
自分の子供の用にかわいがってきた
将来の自身の後継者ともいえる馬謖という
武将がいました。
彼がある戦いのときに命令に反した行動を取り
逆に攻められることとなり
軍を敗北に導いたのです。
軍律を正すために、
泣きながら馬謖を斬首の刑に処したという話です。
有能だからといって
放置してしまえば、
他の武将も同じことをするようになります。
だからこそ、
諸葛孔明は優秀な馬謖を
斬ったという話です。
会社でも同じで、
企業理念からの一貫性のある経営判断をしなければ、
社員は不信を抱き、
経営者の言葉を信じられなくなります。
何が正しくて
何が間違っているかは、
個人の判断ではなく
企業理念に照らしてどうなのか?
すべてはここに立ち返るのです。
あらためて企業理念を土台において
経営を進めていきましょう!
企業理念を策定したい方は
サポートできますのでメッセージください(^^)/
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