真意を読み解く
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1768日目
おはようございます!
昨日は大荒れの一日でしたが
土日は落ち着いた感じですね♬
さて、
人はああ言われた、こう言われたと
言葉に反応してしまいますよね。
Aさんから文句を言われたんです!
と感情的になってしまったとき、
果たしてAさんはあなたに対して
攻撃的なことを伝えたくてそう言ったのでしょうか?
話しを整理して聞いてみると
大半のケースで言った言葉と伝えたかったこととは
ズレがあるんですよ。
正しく自分の言いたいことを伝えられる人は
少ないんですよね。
人の持つ語彙力や表現力によって
適切な言葉が使えずに使ってしまい、
自分では伝わっているつもりでも
意図せず間違った解釈をされることは
仕事の中だけでなく、
家庭や夫婦間でも多いのではないでしょうか?
仕事の中だと、
そのお客様との関係性が浅かったり、
その人の交渉力が低かったりすると、
お客様から言われた言葉の意図を
間違って汲み取ってしまうことが出てきます。
私たち税理士の仕事では
一番多く感じるのは
「税金を安くしてくれ!」
「そのために税理士は要るんじゃないのか」
そんな言葉を発する経営者は
とても多くいらっしゃいます(^^;
でね、
そのまま言葉を受け取ると
この人は脱税志向だと感じてしまい、
契約をお断りしようかと思ってしまいます。
でもね、
これも本当のメッセージは違うことが多いのです。
じゃあ、どんなメッセージが含まれていると思いますか?
それは、
「会社の資金を少しでも多く残したい」
ここに尽きるのです。
この気持ちがない経営者はいません。
会計事務所側が決算期末に向けて
うまく資金の動きを説明してこなかったり、
できるはずの対策を一緒に考えてこないと出てくる言葉が、
さっきの
「税金を安くしてくれ」
なんじゃないかなって思うんですよ。
だれも脱税したいなんて思っていません。
また、
お客様から担当に対して
クレームがあったとしたら、
それはとてもありがたい事なんですよ。
だって明確に不足しているところを
伝えていただけたのですから。
そこを改善すれば
お客様はご納得されるわけですよね。
もっといろいろ教えてほしいと言われたら、
情報提供の頻度か量が情報の質が不足しているだけのこと。
だったら日々のプランニングの中に、
お客様ごとに連絡する予定を入れるだけのことなのです。
行動を変えなければ改善しません。
改善しなければ次は契約解除となるのです。
怒られたら謝ればいい、
そうではありません。
分かりますよね(^^)
相手の発する言葉の真意を見極めるのは
難しいことですが、
なぜそういう言葉を使われたのか
相手の立場に立って想像してみることで
真意を感じられるのではないかと思います。
表面上のメッセージだけに
反応しないようにしていきたいですね。
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