住宅ローン減税は縮小される?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1856日目
おはようございます!
今日から9月に入りました(^^)/
今月はね、いろいろあって忙しくなりそうです。
計画的に着実にやることを仕上げていきます!
貢献の機会が多くて楽しみです♬
さて、
今日のテーマは珍しく?税理士的なお話です。
住宅ローン減税について
簡単にお話しいたします。
今年度の改正では、
去年10年から13年になった特例を
延長したことです。
また、
一人暮らし程度の広さの住宅は
減税の対象外でしたが、
一定の要件のもとで対象となりました。
範囲が拡大されるのは、
活用できる人が増えるわけで
ありがたいですね。
でね、
住宅ローン減税って
年末のローンの残高の1%の税金が
税額控除として適用されるんです。
所得税と住民税とで減額されるんですよね。
所得が引かれる所得控除と違い、
税額控除は税金の金額を直接引いてくれるので
とても影響が大きいんです。
そして今日の本題は
この住宅ローン減税が縮小されるかも??
という話なのです。
具体的にどうなるのかは分かりません(^-^;
でもね、
今回の改正の中で会計検査院の指摘があったことが
記されていました。
会計検査院とは国の機関で、
税金の使い道をチェックする
とても力のある組織です。
ここが税金の制度に矛盾があっておかしいと指摘をされると、
各省庁は修正せざるを得ないのです。
だから来年度はこの住宅ローン減税が
変わるであろうと言われています。
ではなぜ指摘を受けたのか?
それは今の金利の状況を調べたら分かることです。
金利が低くなりすぎて、
今では1%未満の住宅ローンばかりなんですよ。
例えば0.6%でローンを借りて、
住宅ローン減税で1%分の金額が返ってきたら、
得しちゃいますよね。
仮に手元にお金を持っていて即金で支払う能力があっても
お金を借りて住宅ローン減税を使ったほうが得だから、
借りなくていい人までローンをするということになります。
繰り上げ返済できるのに、
減税を受けるために返済しないとか。
これらは減税の趣旨から外れてしまっていますよね。
ということで、
来年度は住宅ローン減税が変わっていくことになりそうです。
具体的にどうなるかは不明ですが、
現在のローン金利を上限として適用されるという話は
噂できいたことがあります。
ただでさえウッドショックで
住宅購入が減少しています。
余計に景気を悪くするような方向に向かいそうで
複雑な気持ちになりますね。
これから住宅を建てようとする人は
頭に入れておいてね。
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