支給の基準を整える
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1953日
おはようございます!
12月と言えばボーナスの季節ですよね。
経営者の方は支給するかどうか、
または支給額をどうするか、
考えているところかもしれませんね。
社員さんは、
今年の成果や取り組みに対して
楽しみにしているか、
それともちょっと不安に感じているか、
または、
何を買おうか考えているかもしれませんね。
組織論の中で私が好きな理論があるのですが、
ちょっとご紹介しましょう。
ハーズバーグの「動機づけ衛生理論」といいます。
人のモチベーションについての勉強をすると
必ず学ぶ理論なんですよね。
動機づけ理論と衛生理論の二つの要素から
成り立っているのがこの理論です。
まずは衛生理論です。
人は給料が安すぎたり、
休みがなさすぎたり、
深夜まで仕事が終わらない職場だったりと、
明らかに労働面でマイナスな状態があったとしたら、
それが改善されたらモチベーションが上がるということ。
当たり前と言ったらそうなのですが、
衛生理論で重要なのは、
この不満は解消されていたら、
どれだけ休日を与えても、
どれだけ給与を増やしても、
どこまで残業を減らしても、
その瞬間的にはモチベーションが上がりますが、
一定以上は上がらないということが言われています。
つまり、
明らかにブラックな状況は改善することで
モチベーションが大きく上がるのですが、
マイナスな状態をゼロの状態になった時点で
それ以上上がらなくなるということを言ってます。
ボーナスなどはその瞬間的に喜びとなりますが、
すぐにモチベーションは元に戻ってしまうということ。
この衛生理論でボーナスを考えると、
ただ単に理由もなくボーナスを増やしたとしても
効果は一時的だということなのです。
お金を多く出せば社員は喜ぶと思って
給料をどんどん上げて社員をコントロールしようとしても、
社人は上がった月は喜びますが、
翌月からはそれが当たり前に感じるのです。
それ以上のモチベーションは、
動機づけ理論の方で語られています。
人は、マイナスな労働状況がなくなったら、
次は自分の仕事の権限が増えたり、
成果を上げて称賛されたり、
地位が上がることで仕事の範囲が広がること、
そういったことでモチベーションが上がると言われています。
当然に上記の動機づけ理論にも
仕事の質が上がるので受け取る報酬も上がりますが、
報酬のためだけではなく、
自己実現を果たしていく中で喜びが得られると
考えるのが動機づけ理論ですね。
藤垣会計では、
ボーナスの支給額は
一定の基準に従って公平に算定しています。
ただ、
今期から目標達成に対して
決算賞与を支給したいと考えています。
まだ支給は確定してませんが、
ここが難しいところですね。
明確な支給の基準はどうかというと、
客観的な基準ではなく、
代表の私の主観で決めます。
目標に対する毎月の意識と行動量、
理念に対して模範的な姿勢で仕事をしているか、
これからの期待を込めて決めたいですね。
その前に最終付きの数字を見守りたいです。
来週はお客様向けセミナーがあるので、
そこでも価値提供をしていきますよ!
自分の数字は目標を越えたから、もういいや。
そんな姿勢ではなく、
最後までお客様に良い提案やサービス提供を
していきましょう!
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部下を持っている幹部の方もご参加してください(^^)/
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