過去の数値から、

仕事をする税理士。

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

最近、世間話のなかで

こんな話を聞きました。

「あのクリニックは二代目に

変わったんだって。」

「やる気ないし、

話し方が冷たいし、

あそこももう駄目だよね~。」

うちの妻が近所の井戸端会議で

聞いた会話の一部だそうです。

 

怖いですよね。

しっかりした二代目後継者は

いくらでもいるのに、

勝手にそんな評価を

されてしまってるかも

しれないんですよ。

 

二代目へ

 

先ほどの会話の続きは、

こんな感じだそうです。

「だってさぁ、二代目は

やりたくてなった

わけじゃないじゃん。

だからサラリーマン的に

仕事だと思ってやってんだよ。」

一般の主婦には

こうやって思われてる

可能性があるということです。

 

妻からは、

税理士業界もそうなのかなぁ

なんて聞かれましたが、

まったくそんなことはありません。

二代目だからこそ

英才教育を受け、

税理士どころか、

公認会計士を取得した人や、

自ら積極的に勉強している

税理士はたくさんいますよ!

 

だから二代目の方が

若くして方向性が

はっきりしているから

ブレがなくて、

優秀な人が多いんですよ。

 

 

なのに、

思わぬ評価を受けてしまう。

何故なんでしょうね?

 

 

それは評価基準を

相手にゆだねて

しまっているから。

親子でも性格なんて

違うにきまってます。

でも、患者さんは

医師が優しいかどうか、

話を聞いてくれるかどうか、

話し方が違うだけで

評価を悪くしてしまいます。

お父さんを評価の基準に

しているからです。

もし、患者さんの基準が

「お父さんの優しい言葉」に

置かれていれば、

優しくないと感じたら

ダメだと言われます。

違うに決まってるのにね。

 

 

相手側に評価基準を

ゆだねているので

勝手にジャッジされて

しまうということです。

 

 

じゃあ、どうすればいいのか。

 

それは、

二代目の後継者さんが

クリニックに

入ってきたときに、

そのキャラクターや性格、

診察のしかたや

患者さんに対する思いを

分かるようにすればいいんです。

クリニックの掲示板でもいいし、

ホームページや、

面前で話してもいい。

 

とにかく、

自分のパーソナリティを

ちゃんと伝えることで

そもそも親とは違うことを

伝えておく。

さらに、どんな長所があるのかを

分かるようにしておけば、

それを見たうえで

診察を受けることになります。

どんな人か何も知らずに

診察を受ける場合と比べれば、

確実に印象は変わります。

 

 

こちらの予想とちがい、

患者さんは細かいところまで

見ているのですよ。

言葉遣いや言い回しまで。

そういう意味では、

診られてるのは、

患者ではなくて、

新しいお医者さんかも

しれませんね。

 

医者

 

何と比べられたいのかを

相手任せにしないこと。

これは、どの業種でも、

どの商売でも大事なこと。

とても大事なヒントです。

 

 

 

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