過去の数値から、

仕事をする税理士。

その数値を活かして、

過去と未来をつなげる

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

昨日はホリエモンの

「ゼロ」という本を

読み返してみました。

down arrow約3年前に刊行されました。

 ゼロ

当時はホリエモンが出所して

すぐに発刊されたので、

話題になりましたね。

 

 

仕事にやりがいを探すって

当たり前のように

言われています。

でも、彼に言わせれば

ちょっと違うんですよね。

『人はなにかに「没頭」する

ことができたとき、

その対象を好きに

なることができる。

スーパーマリオに没頭する小学生は、

ゲームを好きになっていく。

ギターに没頭する高校生は

 音楽を好きになっていく。

読書に没頭する大学生は

本を好きになっていく。

そして営業に没頭する営業マンは、

仕事が好きになっていく。

『ここで大切なのは順番だ。

人は「仕事が好きだから、

営業に没頭する」のではない。

順番は逆で、

「営業に没頭したから、

仕事が好きになる」

のだ。』

と書籍では言ってます。

この「好き」の感情が

芽生えてくる前には、

必ず「没頭」という

忘我(ぼうが)があるそうだ。

 

集中

 

振り返ってみれば、

私も受験勉強は

好きではなかった。

税理士試験に合格するまで

何年かかっただろう。

しかし、勉強の仕方が

分かってくると、

自分の成績が上がるコツ

があることに気が付きました。

それからは、

自分がどれだけ勉強したかが

成績につながりやすくなり、

受験勉強を楽しめるように

なっていった記憶がある。

 

マラソンもそうだ。

友人や妻からは、

「なぜ苦しいのに

走るのか理解できない」

と言われる。

おそらく練習せずに

ぶっつけ本番で

走った人は、

マラソンが嫌いになるだろう。

それまで練習という

没頭する時間がないから、

好きになる前に、

嫌いになってしまう。

 

ホリエモンは、

没頭するコツを、

ルールを作ることだと

言ってます。

『ルール作りのポイントは、

とにかく「遠くを見ないこと」

に尽きる。』

『フルマラソンに挫折する人は

多いけれど、

さすがに100メートル走の

途中で挫折する人はいない。

どんなに根気のない人でも、

100メートルなら

集中力を切らさず

全力で駆け抜け

られるはずだ。』

 

要するに、

目の前のことに

集中して取り組むことが

ポイントなんですね。

そうやって、

仕事に集中し没頭していく中で、

創意工夫を重ねていき、

結果、仕事が好きに

なっていくのですね。

 

だから、仕事が嫌いだと

言う人は、

ただの経験不足だということ。

まずは没頭してみること。

経営者の方は、

たぶんいつも没頭してると

思うのですが、

スタッフの立場では

そこまで行ってない人も

多いのではないでしょうか。

 

「ただ決められた時間をこなせば、

給料がもらえる」と考えていたら、

仕事は好きになれないので、

まずは自分が楽しくなるルールを

作ってみてはどうでしょうか?

やりがいは与えられる

ものではなく、

自分で見つけるものだ

ということです。

 

来年に向けて、

仕事に向かう姿勢を

整えてみてはいかがでしょう。

 

 

 

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