過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

おはようございます!

今日は日曜日ですね♬

5月の第3日曜は例年「ぎふ清流マラソン」が行われていました。

今年はひと月早まったおかげで4月に終わりました。

よくこんな暑いときに走っていたと驚きです。

開催日程が早めるのが遅すぎたんじゃないかと思ってしまいます。

来年以降も4月以前の開催をしてほしいです(^^)

 

 

 

今日は週末ですが、

会社のお金の話しをしようと思います。

実は明日の5月22日は脱★ドンブリ経営セミナーを開催します!

私の頭の中を休めたくないので、

今日もお金の話しをしますね。

 

 

 

唐突ですが、

会社にお金を生む方法とは、

何でしょう?

簡単に考えてくださいね。

それはまず、売上を上げることが重要なのですが、

実は売上を上げてもお金は入ってきません!

 

 

「え!?そんなはずはありません!」

という意見が聞こえてきそうですが、

簿記を知ってると分かりやすいですね。

売上を上げると、売掛金が同時に計上されます。

そう、売掛金が増えるだけなんですよ!

売掛金というのは、お金を請求する権利ですね。

物を売ったときに、商品を引き渡しますね。

直接現金で受け取ればいいのですが、

商売が大きくなるとそうはなりません。

ひと月分をまとめて請求書を送ります。

翌月以降にその請求書に応じて

お金を振り込んでもらったりするんですね。

つまり、売上を上げてもすぐにお金にならないんです。

 

売掛金

 

現金商売の業種もありますし、これは一般論です。

が、しかし、現金商売だったとしても、

問題はあります!

それは、まずは仕入れのお金が先に要ること。

物を売ろうとしたら、

先に現物の商品を仕入れておかなければ、

売れませんよね。

だからお金の問題はどこでもついて回ります。

 

 

結論は、

お金を生むためには、

売掛金を回収することが必要なのです。

また、仕入れ代金が先にいるので、

売掛金の回収をしても、

先に払った分がマイナスになってるので、

まるまる手元に残るわけではありませんね。

ですからお金の流れを読んでおかないと、

物が売れたのにお金が足りなくなって、

倒産なんてこともあり得るわけです。

怖いですよね(^^;)

 

 

でもね、お金を生む方法はこれ以外にもあります。

事業を始めて長くなる方は特にね。

専門的になりますが、

「貸借対照表」という書類があります。

決算書の一部なのですが、

この中に会社が持っている資産が書かれています。

ここにヒントが隠されています。

ヒントというかお宝というのか。

この貸借対照表の資産のページは、

いわゆる財産明細だと思ってください。

基本的に全部の資産が載ってます。

現金から預金、受取手形や売掛金、

そして固定資産に有価証券などなど。

この明細の下の方は普段あまり動きません。

めったに動かないものが下の方に書かれています。

実はここにお宝が隠されている時があります。

 

 

どういうことかというと、

普段使わないゴルフ場の会員権だったり、

リゾート会員権や取引先の上場株式などです。

使ってないのになぜ持ったままなのかって?

それは、売ると損するからです。

買った時の値段では、売れないんです。

ゴルフ会員権なんて10分の1くらいになっているものがほとんど。

リゾート会員権も半値だったり3分の1になっていたり。

だから、売ると損することが確定しちゃうので、

みんな売らずに大事に持ってるんです。

 

リゾート会員権

 

ここでそんなあなたに聞きたい。

お金を生まない要らないものを持っててどうするんですか?

銀行からお金を借りれば金利がかかりますよ。

だったら、要らない資産を売ってお金を作ればいいじゃないですか。

ダラダラといつまでも持ってるから、

時価がさらに落ちてきちゃって、

売る気が削がれてきちゃうんでしょ。

だから、さっさと売りなさい。

これが、お金を生む方法ですよ♬

 

 

会員権だけじゃないですよ。

不必要な在庫は持たないことだったり、

所有していて固定資産税だけ払っている、

未活用の土地などありませんか?

 

 

あなたの貸借対照表には、

お宝は眠っていませんか?

あらためてよーく探してみてくださいね。

 

 

 

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