視座を変えてみる。|お客様の立場に立つ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
今日は午後から久々に自由になる時間が取れるので、
相続の仕事をササッとまとめてみたいと思います!
来週の自主開催セミナーはニューコンテンツなので、
そのシナリオをまとめるところまでできるといいな(^^♪
さて、私の事務所の決め事であるバリュー(行動指針)には、
「私たちは、愛情を持ち、
お客様の立場に立って考えます。」
という言葉があります。
この相手の立場に立つということを、
昨日の朝礼でスタッフたちに話しました。
物事を見るときに、
視点・視野・視座という言葉があります。
これらは似て非なる意味を持ち、
それぞれ経営においても重要な意味を持ちます。
視点とはピンポイントの見え方をいいます。
「様々な視点で捉える」という言い方をしますよね。
たとえば野球のボールをイメージしてください。
このボールをどの視点で捉えるかを考えましょう。
まずは、形です。
丸いですね。
表面の白い革の部分を見る視点もあるし、
それとも、赤い糸の縫い目を視点とすることもあります。
こちらから見えている部分だけではなく、
見えてない裏側には、
有名人のサインがあるかもしれません。
などなど、一つの野球のボールから様々な視点が得られます。
視点は経営においては重要な切り口です。
一つの事柄に対して、
どれだけ視点が持てるかがリスクを回避する術になります。
設備投資をするときでも、
そこに盲点はないのか?
自分が気づいていないリスクはないか??
この視点が増えてこれば、
ビジネスでの失敗というリスクが少なくなりますね。
物事をいろいろな角度で見られるよう、
日頃から視点を覆う持てるよう意識することで、
視点の多さは磨かれますよ。
次は、視野について考えます。
「視野とは見ている範囲」を
どこまで広げるのかという考え方です。
範囲とはいろいろな意味があって、
縦、横に広く視野を持つことも考えられます。
また、直接目に見えないような時間軸の幅を意味することもあります。
また野球に例えれば、
一眼レフで野球の写真を撮ろうとした場合、
超望遠でピンポイントの写真を撮るのか、
グランド全体が見渡せるような広角の写真を撮るのか。
まさに望遠と広角の違いが視野のことですよね。
経営においては、
時と場合を使い分けて視野を調節することが必要です。
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、
ミクロとマクロともいいますね。
ケースバイケースで見え方を調節すると、
色々なものが見えてくるでしょう。
はい、最後に視座の話しです。
「お客様の立場に立って」というのは、
視座の考え方になります。
どの立ち位置で物事を見るのかという発想です。
相手の立場をイメージしてみること。
要するに妄想するわけです。
自分が相手の場所から物事を見ていたら、
何が見えるでしょうか?
どんなことを考え、心配し、楽しみにしているでしょうか。
目線や視野を想像してイメージすることで、
相手の考えていることに近づくことができるでしょう。
具体例で野球に例えれば、
観戦しているスタンドから野球を見る場合、
投手の立場でピッチャーマウンドから見ている場合、
外野手が守備の時にバッターの方を見ている場合、
などなど、それぞれの立ち位置によって、
視座は異なるのですね。
どんな見え方をしているか、
想像してみてください。
そこで初めて相手の立場に立って考えることができるのかもしれません。
相手のことを知らないと、
その立場に立つこともできないかもしれませんね。
物事のいろいろな見方、
視点・視野・視座
少し意識してみてください。
今まで見えなかったものが
見えるかもしれませんよ(*^^*)
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