キャッシュフロー経営|節税が会社のお金をなくす。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
梅雨に入ったのに良い天気が続きます。
天気が良いのはありがたいですが、
農作物に営業がないといいのですね。
夏は暑い、冬は寒いがいいのです。
雨は好きではありませんが、
梅雨も意味があるのです。
季節なりにあってほしいです。
今日は節税とお金の話しです。
経営者の方々は節税してほしいと言われます。
気持ちは分かります。
その心は、せっかく儲けたお金を減らしたくない。
だから、一般的には決算対策としていろいろな節税を行いますよね。
しかし、本当は節税がしたいのではなくて、
会社にお金を残したいのが経営者の本音ですね。
でね、大事なことをお伝えします。
それは、節税をするとお金を失うんです。
「え!?そんなわけないでしょ!」
と思われるかもしれませんね。
よく考えてください。
節税と言っても、何もしなくて節税はできませんよね。
例えば、
「利益が出てきたから設備投資をしましょう。
今なら全額償却できる制度があります。」
という話はよくある話ですが、
よーく考えてください。
確かに税金は減りましたが、
同時にお金、無くなってますよね。
また、
「利益が出たので、生命保険に入りましょう!」
と言って利益を繰り延べしたりします。
でもね、よーく考えてみてください。
同時にお金、無くなってますよね。
そうなんです。
お金を使わないで節税できる手法はありますが、
それは経理のやり方を変える方法です。
その方法だと変更したときしか節税できません。
だから、ほとんどの節税では常にお金の支出を伴うのです。
会社を大きくしたければ、
税金を払うことです。
税金を払っても7割は残りますから。
そのお金を使って、
融資を受けて、
次のステージに向けて投資をするんです。
節税していては会社を大きくはできませんよ。
普通の税理士は言いません。
これが真実です。
とはいえ、
必要な設備投資であったり、
将来の投資としての生命保険であったり、
事業計画に準じた投資が節税と重なることは、
それは理想的ですね。
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