「信じ切る」を飼い犬から学ぶ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ401日目
おはようございます!
今日は少し前に体験したことを
お話しします。
飼い犬とともに旅行をした時の事。
最近では犬連れでも泊まれる宿が増えているんです。
犬連れ専用の宿があれば、
一般の宿でもコテージなどは
犬OKなところもあるんですよ。
でね、ホテルの本館は連れて入れないんですが、
コテージや屋外は犬OKなところに宿泊しました。
旅行に行くところにもよりますが、
貸別荘タイプの宿やコテージが建つところは、
だいたいが山奥なんですね。
当然に夜になるとイノシシやシカが
現れるそうです。
猿や熊が出るところもあるそうですが、
熊が出るところには泊まりたくないですね(^^;)
で、その宿も鹿や猿は日常的に現れるとのことでした。
でね、犬は臭いや音に敏感に反応するので、
建物の外の動物の気配を感じると
居ても立ってもいられなくなるんですよ。
で、その日もそうでした。
夜になり、
もう寝ようとしているのに、
部屋中をウロウロして、
扉を開けろーって前足でガリガリやったり、
吠えたりして落ち着きがないんです。
さすがに宿の壁や扉を傷つけられると
弁償とか言われてしまいます。
その晩はしかたなく、
ケージに入れることにしました。
犬用の宿には、多くの宿にケージと呼ばれる檻が用意されているんです。
普段はケージに入れることなく育ててしまったので、
こんな知らないところで檻に入れられると暴れるか不安でした。
ただ、トリミングの店に行くときは
店でおとなしくケージに入れられて待っててくれるので、
今回もなんとかなるかなぁと思ったんです。
おやつを使って誘導して、
あっさりとケージの中には入ってくれました。
ホッとして、やっと寝られるとベッドに入りました。
で、思うようにならないのが
ペットなんですよね。
ケージに入れたら、
ずっと「ワン、ワン!」と鳴き続けるんですよ。
鳴き方からすると、
「おい、ここから出し忘れてるんじゃないの?」
「おーい、聞こえてないの?」
「なんで檻に入れられるの?」
なんて言われてるようでしたが、
そのうち慣れてくれるかと思い、
しばらく放っておきました。
おそらく1時間以上経ったでしょうか。
まだ鳴き続けています。
夜中なので周りに迷惑だし、
私も寝られない・・・
「あー、悪いことしたなぁ」と思い、
ケージから出してあげました。
「怒ってるかなぁ」なんて、
罪悪感を感じてたんです。
でね、実際にケージの扉を開けてあげると、
うちのワンコ、
満面の笑みなんですよ。
「やっと来てくれたんだ!」と、
ただ素直に待ってたんだと感じました。
実際に私は、
「うるさいけど早く静かになってくれないかなぁ」
なんて思ってたのに、
ワンコは素直に信じて待ってたんですね。
嬉しそうなワンコの顔を見たら、
申し訳なくなってしまいました(^^;)
ワンコの真っ直ぐな心が私に突き刺さりましたね。
私もお客さんと色々な話をしますが、
本当に相手を信じられているのかなぁと
あらためて考えさせられてしまいました。
私のメンターである福島正伸先生からは、
「信じ切る」ことの大切さを教わりました。
でも、「信じたふり」や「信じたことにする」みたいなこと、
結構あるんじゃないかと思うんです。
信頼関係という言葉も、
相手を信じることから始まるんですよね。
もう一度初心に帰って、
信じ切っていきたいと思いました。
あなたはどうですか?
人を信じ切れていますか?
信じてない人は、
人からも信じてもらえません。
そういうことは言葉ではなく
伝わるものですから。
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