税理士試験 簿記論攻略
過去の数値から仕事をする税理士
を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ508日目
おはようございます!
今年もあと10日なんですね!!
まったくそんな気配がなくて
普段と変わらない調子で仕事してます。
今日は久しぶりに東京でコンサルを受けてきます(^^)/
先日の税理士試験の
結果発表を見ていて、
不安しかありません。
なぜかと言うと、
年々受験生の数が減少しているからです。
私が受験していたころの
約半分にまで減少してますね。
受験生が減るのは人口減少もあるでしょうが、
資格の魅力が伝わっていないということです。
私のあいまいな記憶ですが、
簿記論は25000人、
法人税は9000人、
相続税は5000人、
そんな受験生の数だったと
思うんです。
しかし今年の受験生の数を
見てみるとこんな感じでした。
入口の簿記論の数が
今後の税理士になる人数を表しています。
日本の人口と同じで、
その年に生まれる子供の数が
その後の人口構造に影響を及ぼしますよね。
簿記論の受験生数が出生数みたいなものです。
ここが減ってくると、
その先の税法の受験生も当然減るわけです。
個人的には、
税理士試験の予備校が
受講生がもっと簿記論を
受講しやすくなるような
工夫をしてほしいと思うんです。
週に何コマも開講してほしいし、
土日平日、昼夜など、
受講生の生活スタイルに合わせて
受講できるようにね。
大都市圏であれば
当たり前のことでしょうが、
地方都市ではかなり厳しいんですよね。
ここからは受験生に向けての
アドバイス?です。
私は簿記論がどうしても受からず、
予備校に申し込んだ年数は覚えてないくらいです。
24歳の時から予備校通ってますが、
大半が簿記論を受講して、
合格したのはずいぶん後でした。
財務諸表論、消費税法、法人税法が
合格した後で簿記論をあらためて
受講して合格できましたから。
なぜ後回しにしたかというと、
簿記論は序盤から中盤までは
正直かったるいんです。
総合問題がどんどん解けるようになると
面白いんですが、
個別問題の面白くないことと言ったら、、、
だから途中で勉強が嫌になってしまっていました。
結果的には法人税法という
税理士試験で一番ボリュームがある難関を
突破した後で受験したため、
こんなに楽な科目だったっけ?
といったイメージに変わっていました。
本試験でもほぼ想定通りに解けましたし、
答え合わせをして合格を確信できたのは
簿記論だけでした。
簿記論は本気でやれば
合格しやすい科目だと言えます。
だって、
受験生のレベルはとても幅広いんです。
昔の私のような記念受験生が
沢山いるんですよ!
当然に母集団のレベルが低いわけです。
でも、そのレベルが低いか高いかも
はじめてだから分からないんですよね。
そこが盲点です。
勉強のポイントは、
計算しかないのが簿記論ですから、
問3対策で毎日総合計算問題を解く。
問1、2対策で、ほぼ毎日特殊商品の計算などを解く。
それだけです。
とにかく解くこと。
同じ問題は満点が取れるまで
解くことです。
試験に合格するためには、
勉強するだけなんです。
その時間をどれだけ取れるのか。
仕事、家族、それらのバランスの中で、
受験勉強の時間を取ろうとすれば、
おのずと何かが犠牲になります。
全部に都合よく行こうなんて
甘い話はありません。
それができなくて途中挫折する人が
どれだけ多いことか。
ぜひ簿記論から勝ち取ってください。
時間が取れる人は
財務諸表論とセットで受験できると
効率的ですね。
正月も遊んではいられませんよ~(^^ゞ
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