過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ603日目

 

 

おはようございます!

今週は月末週です。

また、年度末でもありますね。

やり忘れのないようにしたいです。

と言いつつ、

自分が一番ヤバそうです(^^;

 

 

 

今日のブログでは、

「固定費」について

考えてみましょう。

 

固定費

 

ちなみに固定費って何でしょうか?

固定の費用ですよね。

変動費というものに対して、

固定費があります。

こう言うと、

じゃあ変動費って何?

となりますね(^^;

 

 

変動費とは、

言葉の通り変動する費用です。

売上が増えると同じように

増える費用のことです。

例えば、仕入れだったり、

外注費だったり、

その仕事によって内容は異なります。

 

 

売上から変動費を引いたものが、

売上総利益です。

この利益を「粗利」と言ったり、

「限界利益」と言ったりするんですよ。

言葉が違うだけで、

聞きなれない人は間違えます。

私はセミナーでもずっと粗利と

言い続けています。

 

 

 

この粗利から固定費を引くと

利益が求められますよ。

だから、

固定費が少なくなると、

そのまま利益が増えそうですよね。

はい、その通りです。

固定費はその名の通り固定的な費用です。

つまり、

売上がなくても発生するのです。

災害が起きたとき、

あなたはどうしますか?

しばらく売り上げがゼロになったら、

どうしますか?

固定費と銀行の返済は支払わないといけません。

だから、一定の万が一の備えは

絶対に必要なのです。

 

 

 

固定費の見直しは毎年決算の時にしてください。

決算時に見直すことで、

必要ない費用を見つけることができるチャンスです。

普段はあまり考えないことなので、

毎年一定の時期には確認できるといいですね。

 

 

でね、固定費は少なければ少ないほど

良いと思いますか?

実はそうではありません。

先日のMG研修の最後に講演会がありました。

滋賀ダイハツの後藤会長が

貴重な話しをして頂きました。

後藤会長と言えば、

MGの世界ではとても有名な方です。

そして、その方の名言が、

「F4を使わないのは

 経営のアマちゃんや!」

F4とはMGの中では

特定の費用のことを指します。

その費用を使わないというのは

経営の甘ちゃんだと言われるのです。

だから固定費でも、

長期的視点に立てば

使った方がいいものもあるんです。

 

 

F4とは、

広告宣伝費

研究開発費

教育訓練費

のことを指します。

どれも長期的に会社のことを考えたら

とても意味があるものです。

 

だから勇気をもって、

F4の費用を使っていってください。

長期的視点に立つことが

大事なんですよ(*^^*)

 

 

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