経営は上手くいっていても、キャッシュフロー経営が必要なわけとは。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ670日目
おはようございます!
今日から6月に入りますね。
今月が終わると、
今年も半分が終わることになるんです。
そう、あっという間です。
今日は事務所を一日お休みして
スタッフ達と研修旅行に出かけています。
ご迷惑おかけしますが
よろしくお願いいたします。
急なお問い合わせは携帯電話か
FBメッセンジャーへお願いします。
今日の話は、
キャッシュフロー経営について。
この言葉の意味が分からないと
よく言われます。
セミナーでお伝えして
はじめて理解していただけています。
そんな良く分からない人に、
どうして必要なのかを
分かりやすくお伝えしますね。
たとえば、
今現在30代後半で
会社を経営されているとします。
ご夫婦とお子様二人。
お子様は男の子ふたり。
まだ上が小学生の低学年といったところ。
会社の経営は、
お父様から引き継ぎをされ、事業は順調。
お金にも特に困っていない。
一見すると、
順調に人生を歩まれていて、
何も問題がないように感じます。
しかし、
もしかしたら今からキャッシュフロー経営をしておかないと、
10年後に焦ることになるかもしれないのです!
キャッシュフロー経営では、
先のビジョンを描きます。
どんな未来が見えるかを描き、
その状態を作るために
ビジョンを描きます。
今年のビジョン、
3年後のビジョン、
5年後、10年後と描くんです。
そのビジョンの実現のために、
今年の売上目標と利益目標を
算出するんですね。
でね、
経営がうまくいってるという人でも、
「今の生活費には困ってませんね。
しかし10年後はどうですか?」
とお聞きすると、
しばらく返答がありません。
そうなんです、
先のことって漠然としていて
あまり考えてない人が多いんです。
でもね、
子供を大学に行かせようとします。
男の子ふたりです。
もしもこの経営者の方がお医者様だったら、
子供も医学部に入れたいと思います。
もしも私学であったなら、
1年に500万の学費が6年、
つまり一人につき3000万円の学費がかかるんです!
これが二人で6000万円!!
「あと10年でそれまでの貯金が作れますか?」
と聞きなおすと、
かなり動揺されるんですよ。
今は上手くいってると思っていたのに、
先々のことを考えると
今の利益ではまったく足らない
こともあり得るのです。
子供の大学費用だけではありません。
ご自身たちの老後資金もそうです。
今は人生100年時代と言われます。
引退した後で
安心して暮らせるように、
ご自身の退職金はしっかりとれますか?
先を見たときに、
今キャッシュをどれだけ残せばいいのかを
明らかにするのが
キャッシュフロー経営なのです。
ビジョンの実現をサポートするために
お金の出入りをちゃんとサポートします。
「お金の流れ」のことを
「キャッシュフロー」と言います。
だから
キャッシュフロー経営なのです。
私は日本キャッシュフローコーチ協会で
この考えを学び、
経営者が見えていない盲点を
明らかにすることで、
思い描くビジョンの実現を
サポートしています。
弊所では、
定期的にセミナーを開催しておりますので、
ご興味がおありの方は
ぜひご参加ください。
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