過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ671日目

 

 

おはようございます!

最近ではCMキャラに要潤さんを起用した

識学という組織論が勢いがあるようです。

私も4月に学んできて、

理にかなった体系的な学問だと思いました。

 

識学 

 

会社内の取り組みで、

サンクスカードを使った

制度をご存知でしょうか?

感謝の言葉を書いたカードを、

相手に渡すのですが、

このカードをどれだけ渡したか、

どれだけ貰ったかを

ノルマのようなグラフで表示したりして

従業員同志の意識を高める制度ですね。

 

 

いろいろな目的があって

導入していると思うのですが、

識学の思想では、

この制度は

絶対NG!百害あって一利なし!

と言い切ります。

その理由はいろいろありますが、

理由の一つは、

「普通に仕事をしているのにカードをもらえる」

ことがあるんですね。

カードを貰えることが当たり前になると、

カードをもらえない時に

モチベーションが下がってしまうからです。

 他の理由としては、

「評価者は上司であるのに、

 周りの人から評価されるため。」

誰が評価者なのか分からなくなってしまうと、

仕事の方向性を誤ってしまいます。

 

 

 

こういった日常の行動や意識の中で

錯覚してしまうことを

識学では取り上げています。

他の事例では、

例えば、

ルールを守らない社員のことです。

何度注意しても遅刻が治らない社員を

どうしたらいいでしょうか?

あなたなら、

どうしますか?

これは結構深い問題なんですよ。

錯覚という観点で見てみると、

遅刻する社員は、

毎回上司に怒られます。

すると、その社員はこう錯覚するんです。

「あぁ今日も怒られたから

 許してもらえた!」

だからまた遅刻してくるんです。

 

 

そもそも遅刻という行為は、

会社員としてありえないこと。

このルールは守れていることが大前提。

守れないことは社員の資格がないのです。

懲戒処分を前提にして、

実際に処分をしていくように

しなければいけない。

他の社員にも示しがつかなくなり、

一人の遅刻だけの問題ではなくなるからです。

これが識学の考え方です。

 

識学 

 

識学では

こういった組織の錯覚が起こらないような

仕組みづくりが学べます。

とてもドライな考え方だという人がいますが、

組織が大きくなればなるほど

識学のような一定のルール作りが必須になるのです。

 

 

ルールがあることで、

面倒が増えるのではなくて、

ルールがあるから

迷うことがなくストレスフリーになるんです。

一定のルールがあることで

組織はスムースに動けるのですね。

ただし、

調子に乗って細かいルールを作りすぎると

それはそれでダメですからね(^^;)

 

 

また、

仕組みやルールの取り決めがなさすぎる組織では、

うまく組織が回っているうちに

取り決めを作りましょう。

だって、

今のスタッフさんだから取り決めがなくても

回っているんですよ。

新しく入ってくる社員さんが

同じ意識で仕事をしてくれる保証は

どこにもありませんからね。

うまく回っているうちに

ルール作りを始めましょうね(^^)

 

 

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