過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ736日目

 

 

おはようございます!

8月2週目に入りました。

週末からはお盆に入りますね。

暑いので体調管理はしっかりしましょう。

 

 

先日のことですが、

ドクターのご家族と

ご一緒させていただく機会がありました。

数年前に事業承継をされ、

先代の院長と現役の院長のご家族と

食事をいただきました。

 

 

現院長はご長男で、

ご次男の方も勤務医をされてます。

先代の先生とお話ししていて、

お子様が二人ともドクターに

なられていることについて、

どうやって育てられたのかお聞きしました。

話を聞いていると、

「私は息子に医者になれと

 言ったことは一度もありません。」

「私の仕事している姿をみて、

 自分も医者になると思っていたのでしょうか」

とお話しされました。

ドクターになりたいと思っておられたか、

ならなければならないと思っていたのかは

分かりませんが、

ご次男の方はなりたいと言っていたそうです。

 

 ドクター

 

外的コントロール心理学という考え方があります。

人をコントロールしようとするもの。

怒ったり、恐怖を与えたり、

褒美でつったりして、

相手を自分が思うようにコントロールする考え方です。

私には子供がいないので分かりませんが、

子育てって本当に外的コントロールが

使われることが多いと聞きます。

小さな子供に教育をすることは必要なので、

厳しく叱ることはとても大事です。

しかし、自分が感情的になって怒ることはいけません。

怒るとは、

自分の感情を解消するためにする行動です。

相手のためではなく

自分のためだからです。

 

 

外的コントロール的に

子供に医者になってもらおうと

ビシビシと厳しく教育している親御さんも

おられるでしょう。

しかし、

それは本人がなりたいと

思っていないかもしれません。

医学部を出たとしても、

医者の道と違う方向に

進んでしまうかもしれませんね。

そんな人たちのことを

何人も話を聞いたことがあります。

 

 

どうやったら本人が医者になりたいって

思ってくれるのでしょうか?

選択理論心理学という考え方があり、

先の外的コントロール心理学と逆のアプローチをします。

子供が自発的に医者になりたいと

思ってくれるためには、

どうしたらいいでしょうか?

それは、

そう思えるようなものを

見せてあげることです。

父親が医者として誇らしいと思ったら、

自分も医者になりたいと思うかもしれない。

父親が医者として自信をもって仕事をしていたら、

自分も医者になりたいと思うかもしれない。

父親が医者として楽しんで仕事をしていたら、

自分も医者になりたいと思うかもしれない。

単純なきっかけかもしれませんが、

先代の院長の話を聞いていて、

そういうものなんだと思いました。

 

 

子供の中に、

医者になりたいという

明確な願望が生まれれば、

医者になるためには

ちゃんと勉強して

医学部に進学しようと

つながってくるんです。

おのずと勉強もするし、

親御さんが

「勉強しなさい」

なんて言わなくてもいいんです。

 願望

 

 

会社の中の若手の育成、

幹部の育成も同じだと感じています。

例えば、

上司が学ぶ姿勢がないところに、

部下にだけ勉強しろと言っても

それは説得力がありません。

部下があんな上司にはなりたくないと

思ってしまったら、

仕事をする意欲がなくなります。

魚が頭から腐ってくるのと同じで、

組織もトップが悪いと組織全体が腐ってきます。

まず上司が見本となり、

率先垂範する姿をみせること。

こんな姿勢が組織全体を強くしていくんです。

 

 

そして、

どうなりたいのかという

明確な願望を描けるような組織文化を

作ってあげられると、

人がどんどん自ら学び

成長していくんです。

成り行きではなく、

明確なロードマップをもって

仕事に取り組みたいものです。

あなたにとって、

明確な願望、将来のビジョンは何でしょうか?

 

 

8月ラン 累計17.57キロ

ウエイト 69.05キロ

 

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