俯瞰と接近
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ742日目
おはようございます!
お盆に入り高速は渋滞してるようですね。
八ヶ岳はとても心地よいです。
日本一暑い岐阜と比べるのが
おかしいのかもしれません。
泊ってるコテージでは
エアコンは必要ありません。
ワンコも散歩してても
気持ちよさげです♬
さて、
昨日は山梨県の昇仙峡という
渓谷に行ってきました。
私はあまり知らなかったのですが、
紅葉が綺麗で切り立った岩山の
景色が独特な雰囲気を持っているところでした。
渓谷沿いを歩いていると
土産店が並んでいたり、
大きな滝があったりと、
観光地感があるのですが、
ただ単に渓流沿いを
歩いているだけのような
感じでした。
しばらく歩いて行くと、
景色が開けてきて
いよいよメインイベントの
景色が見えてきたんです。
巨大な岩が山頂まで伸びていて、
近くを歩いている時は
上空にそんな景色になっていることなど
気づきもしませんでした。
近くにいすぎると
見えないものなんですね。
逆に少し引いて見てみれば、
全景が見えてくるのです。
登山をしていると
同じことを感じることでしょう。
富士山は遠くから見ると
とても美しくみえます。
しかし実際に登ってみると
そんな景色はどこかに行ってしまいます。
岩がごつごつしていて、
一歩一歩登ることが大変です。
登っている時には、
あの美しい富士山の景色は
見えないんですね。
この俯瞰してみることと、
接近してみること。
どんな時でも意識してみましょう。
仕事一つをとっても
俯瞰と接近は必要なのです。
私たちの仕事では、
決算の処理をするんです。
会社は一年に一回、
帳簿を締めて年間の経営成績を
明らかにしなければなりません。
だから、一年分の帳簿を見直し、
適正な決算整理仕訳を行うのです。
その作業がボリュームがあると、
ひと月くらいかけて行うんですね。
仕事を俯瞰して大きく見ながら、
全体の進度を確認しながら
仕事をすることがとても大事なんです。
というのは、
自分の都合だけでは仕事が進められないからです。
お客様に質問することをまとめていくのですが、
気づいた都度質問をすると、
毎日何度も何度も電話することになってしまいます。
だからある程度まとめて質問は行うんです。
また、質問しても返事が返ってくるまで
時間がかかることを予測して
仕事を勧めなければ、
回答を待っている間が
時間が止まってしまいます。
だから現場での細かい仕事をしつつ、
全体を俯瞰して進めることも
重要なのですね!
ほかにも、
他の組織の問題点は良く見えるのですが、
自分の組織のことって
よく分かりません。
若くして勢いで退職してしまう人の中には、
後で後悔した人がけっこういると思うのです。
その時は会社の悪いところばかり見えて、
会社を辞めてしまうんです。
外から会社を見てみたら
それほど悪くないと感じたりするんです。
辞めてから次の会社に入って、
はじめて前の会社の良さが分かるんです。
俯瞰と接近。
接近しすぎると見えないものも、
少し離れてみることで
見えなかったものが見えてきます。
頭の切り替えをしてみましょう!
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