過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ801日目

 

 

おはようございます!

今週は月曜が祝日でしたから

一週間が速いです。

今日は一日東京で学びの日。

これから半年間、

理念経営を学びます。

 

 

さて、

昨日は税務調査の立会いを

していました。

近年の税務署内の職員の

年齢別人口分布の話を聞いていると、

年長者と若手に分かれてしまい、

中間層がほとんどいないんだそうです。

 

 

これはお会いする調査官の年齢を

見ていてもわかりますね。

20代前半で社会の仕組みすら分からない新人に、

一人で調査に来させるケースがありました。

他にも、

大学出て研修を受け終わった新人と、

2〜3年先輩の二人組で

調査に来たこともありました。

 

 

新人だけの調査では

自分で判断できないので、

とにかくダラダラ調べるんですね。

いや調べ方も知らないから、

帳簿をただペラペラめくっているだけ。

論点がないところでも

ずーーっと調べていきます。

予告した日程も

ベテラン調査官だと早めに切り上げてくれるものですが、

それができなくて、

ただただ時間をフルに使ってる感じですよ。

新人だから仕方ないとは思いつつ、

経営者の時間と私とスタッフの時間を

無駄に使わせたと思うと

憤りを感じますね^^;

 

 

 

結局のところ、

若手を育てる立場の世代が

いないんです。

昨日の調査官も30代の人が

全然いないんですよ〜って

話してました。

その世代の人たちは

どこに行ってしまったんでしょう。

これからは再任用といって、

定年になってからの再任用の調査官が

どんどん増えていくでしょう。

年金もらえるまでの繋ぎでしょうが、

彼らの調査のノウハウを

しっかり若手に承継してもらいたいです。

 

 

計画的な採用をしていないと、

明らかに世代間の人の数が

偏ってしまいます。

人間関係が希薄になり、

退職者も増えることにもなり、

その結果、

余計に世代間ギャップが生じるのです。

 

人口分布

 

なかなか中小企業には

毎年続けて新人を採用することは

難しいところはありますが、

ある程度計画的に採用できないと

先々のオペレーションに困難を生じるかも

しれませんね。

 

 

事業計画をしっかり立てて、

採用の計画まで見通しを立てましょう。

成り行き任せでは

会社を担う人は育成できません。

売上計画や、経費の計画だけでなく、

組織の形を計画していくことも大事です。

 

 

 

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