金融機関とお付き合いすること
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ852日目
おはようございます!
今週もあっという間の金曜ですよ!!
なんて早いのでしょう。
今日で11月も終わってしまいますしね。
月末で年末に近づくというのに、
今日は税務調査なのです。
と言っても半日限定です。
税務調査にもいろいろありまして、
今回は所得税の調査です。
税務署の立場だったら、
これは実態を確認しておかないと
いけないだろうなっていう案件です。
いろんな調査がありますが、
目的が先に見えていると
安心して臨めますね(^^)
さて、
今日は金融機関との関係性の話です。
私がよくお伝えしているのは、
「金融機関とは
ちゃんとお付き合いしてください!」
ということです。
融資はできれば二つの金融機関から
受けてくださいとも
お伝えしています。
金融機関の担当者は良く変わります。
支店長もよく変わります。
相性が良かったり、
当社に対して理解がある人ならいいのですが、
たまたま相性が悪かったり、
理解がない人だったとき、
すぐに融資が受けられるか、
心配になりませんか?
だから二つの窓口を持っておくように
お伝えしてるのです。
金融機関が初めて融資をするときは、
相当慎重な審査をします。
条件も厳しかったりします。
しかし、
一度融資を受けていると、
毎年決算書を見てもらうことになるし、
当社の担当者が付きますので、
関係性は深くなります。
だから次の融資を受ける時には、
かなり時間も早くなるし、
ハードルが下がるのです。
いざという時に
すぐに動いてもらうために、
必ず二つ以上の金融機関との
融資の取引をしてください。
昨日は、
ある金融機関の支店長様が
事務所にお越しいただきました。
うちのクライアント様を何とか助けていきたい。
「会計事務所、他の金融機関とも
連携をしていかなければならないので、
ぜひよろしくお願いします」
こんなご挨拶をいただきました。
私もこのクライアント様を
なんとか助けていきたいと
ずっとサポートしてきましたが、
限界感があり困っていたところでした。
金融機関が主体的に助けたいと言ってくれるというのは
とてもありがたいことです。
厳しい銀行だと、
面倒くさいことは避けて、
その貸し先から手を引こうとしてきます。
そうではなく、
立ち直るために一緒に手助けしていこうと
言っていただけるとは、
とても良好な関係性を作ってきたんだと
感じました。
金融機関のサポートとなると、
元金の返済の猶予をしてくれます。
他の金融機関との連携した動きも
期待できるので、
大きく資金繰りが楽になります。
また、
返済しなければならないという気持ちが入るので、
金融機関からのアドバイスは
ある程度の強制力があり、
実効性が高い気がしてます。
中小企業は単体では
成り立ちません。
いろいろな関連部署に支えられ
現在があるのです。
そういう意味では
いざという時に
手のひらを返されるのではなく、
助けに入ってくれるような
関係性作りを日頃からしていることは
とても大事ですね。
金融機関の担当者との話は
苦手だという人が多いのですが、
ぜひ積極的にお話をするように
してみてください。
きっと力になってくれますよ(^^)/
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