過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2441日目

 

 

おはようございます!

4月の最初の週が終わっていきます。

今月から9月までの半年間は仕事と学びのやりたいことで

予定が溢れてます。

事務所の体制を強固にするために

やるべきことを粛々と実行していきます。

 

 

さて、

昨晩はテレビで徳川家康の特集が放送されていました。

大河ドラマでも観たところでしたが、

一向一揆での逸話でした。

一向一揆は家康が一向宗のお寺からも

年貢を取りたてることを決めて、

三河のお寺と戦争状態になってしまったものでした。

この一揆にはポイントがあって、

一向宗がとても力を持っていて

お寺が要塞のようになっていて武器も豊富に持っていたこと。

そしてもう一つが、

家康の重臣を含めた部下たちが

一向宗に側に立って家康に向かってきたということです。

 

 

自分の大事な部下が

いきなり敵側になってこちらを攻めてくることを

想像したらどんな気持ちになりますか?

家康のその時の立場になって想像してみると

とても言い表せられないくらい

怒りや絶望や様々な感情に振り回されることだったろうと

思うんですよね。

 

 

この一向一揆も、

なんとか収めることができたのですが、

この家康の逸話はここまでじゃないんですよ。

家康を裏切った重臣たちを、

今までと同じようにとても身近な側近として

また迎え入れたということです。

これって、どう思いますか?

 

 

 

家康の懐が深いと考える人も多くいらっしゃいます。

他にも、

その当時の部下の層が薄くて

そんな裏切った部下でも雇わないと成り立たなかったともいわれていますね。

結果として家康が人として今までと同じように

大切に扱ってくれたことが、

部下たちの気持ちを一気に引き付けたんだと思うのですが、

これは家康だからよかったこと。

普通ではなかなか難しいんだろうと思います。

 

 

現代の企業の中で、

例えば会社の中で背信行為を働いた社員がいたとします。

その社員さんを今までと同じように雇用を継続できるでしょうか?

また、

その会社の社員さんが、

「この会社を辞めたいです」

と言ってきたとしたときに、

その時は話し合って会社にとどまったとしても

以前と同じように完全に信用できるでしょうか?

 

 

厳しい言い方をしますが、

経営者として多くの社員の将来を預かっている立場で考えたら、

一度でも反目に回った人は完全には信じてはいけないのです。

その人はそういう考え方を持っている人だからです。

余程の考え違いをしていて、

その間違いに気がついたとか、

ケースバイケースではありますが、

信頼関係というものは積み上げていくのに時間がかかりますが、

崩れるときは一瞬なのです。

そして崩してしまった人ほど、

その時のことを軽く考えていてもう終わったことだと考えています。

 

 

いろいろ情報過多の時代、

選択肢が多いだけに誤った選択判断をしてしまいがちですが、

本当に正しい選択判断ができているか、

自分中心の考え方ではなくて、

相手の立場、社会の立場と視野を拡げ、視座を高め、

深く考えて行動することが、

長期的に人の心を集めることができる秘訣なのではないかと思います。

あなたはどう思いますか?

思考を深めるのによい逸話でしたね。

自分なりに考えてみてください(^^)

 

 

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