過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ979日目

 

 

おはようございます!

桜がきれいな暖かい日曜、

いかがお過ごしですか?

 

 

一昨日の経営計画発表会を、

事務所スタッフの全員(パートさん除く)と

サポートいただくコンサルタントのお二人で、

3時間にわたって開催しました。

 

経営計画

 

経営計画書って、

数値面の計画書を作る機会は

とても多いのですが、

あらためて自身のものを作るというのは

初めての機会でした。

 

 

というのも、

経営って一人でやるものじゃないでしょ?

人にどれだけ働いてもらうか、

なんですよ。

だから経営者は、

人が働きやすい環境や仕組みを

考えることが仕事なのです。

 

 

私は税理士なので、

お客様の事業の計画書は

数えきれないくらい作ってきました。

一番多いのは銀行への融資のためのもの。

時には民事再生法の適用のため、

裁判所や債権者に向けて

作ることもありました。

 

 

そして最近では、

コンサルティングするときに

キャッシュフロー計画表と呼ぶ資料を

作っています。

これは経営者が経営判断のために使うもので、

一枚の計画表で半年先、一年先のお金の残高が

分かってしまうという優れもの。

 

 

ただ、

どちらの計画にしても

相手は銀行など債権者か本人向けでした。

 

 

でね、

今回弊所でやった経営計画発表会では、

債権者向けでも自分向けでもなく、

社員向けのものでした。

これは相手が違うと

目的が変わってきます。

だから内容も大きく違ってくるんです。

全く別物ですよ。

 

 

銀行などに向けた計画書は、

その事業が確実に進み、

返済が滞ることがないかどうかを

判断するためのものです。

だから必要な支出が抜けていないか、

売上の数字に根拠はあるのか、

などを意識して作ります。

 

 

では、

コンサルで使う計画表はどうかというと、

これは自分の状態を確認するために

作成しています。

今現在予定されている支出や、

検討している支出を入れたときに、

先の資金繰りがどう変化するかを

確認するために作ります。

だから、仮定の項目を入れたり外したりして

確認していきます。

だから人に見せても、

よく分からないこともあるかもしれません。

 

 

 

経営計画発表会の目的は

何かというと、

経営陣と社員側が将来の会社のイメージを

共有するために行います。

だから、

経営者一人で作るのではなく、

経営者と幹部たちで作ります。

そして、

数値の計画はほとんどありません(^-^;

まぁ、ちゃんと計画はしているんですけど、

詳細な数値情報までは、

発表会では伝えませんでした。

だって、

スタッフ達にはあまり興味ないところですから。

 

 

一番興味があるのは

働く環境や組織が

どんな風に変わっていくのか?

自分が直接かかわることにしか

人は興味を持ちませんよね。

 

 

今回の計画では、

組織図が一般的な会計事務所のものから、

一般的な企業の形へと

変えていく活動を進めていくことが

肝の部分でした。

どこまで伝わったかは

またスタッフ達に話を聞いてみます。

一緒に何かを取り組んでいくって

期待感があって楽しいですね。

仕事は楽しくなければいけないなぁと

あらためて感じてます。

 

 

 

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