過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2557日目

 

 

おはようございます!

ビッグモーターの事件は次から次へ

犯罪行為が出てきて止まりませんね(^-^;

外的コントロールが行き過ぎると

どうなるかの分かりやすい事例ですね。

利益が目的になってしまうと

あんな経営になるという最悪の見本です。

 

 

少し前にこんな話を聞きました。

ある病院経営しているドクターには医師の息子さんがいます。

いずれ自院を継がせようと思っていて、

その前に友人のクリニックへ勉強のために

入れてもらったそうなんですよ。

3年間その友人のクリニックで

勤務医として働いていたそうですが、

その友人のお医者さん曰く、

「なんとなくその対応はどうかって気になるけど、

注意するほど問題じゃないんだよな。」

仕事をそつなくこなしていくので、

特に注意することもなく3年が過ぎていきました。

それから実家の病院に戻っていったそうです。

その後、

父の院長先生が脳梗塞を患い、

少し早いんだけど息子に代を譲ったそうです。

 

 

そしたら、

すぐに売り上げが落ち始めたんだそうです。

患者数が減ってしまったので、

入院施設を持っていたのですが、

やむを得ず縮小することに。

院内で勤務してくれていたドクターがいたそうですが、

その息子さんと言い合いになったそうで、

退職されていったそうです。

何人かいたドクターは全員いなくなってしまい、

病院規模だったのに院長一人だけというクリニックのように

なってしまったそうです。

でね、

噂を聞いたお父さんの友人ドクターは

気になって元患者さんに聞いたそうですよ。

そしたら、

「あの息子、本当に感じ悪いわ!

さっさと病院変えてやったわ。」

と怒りをあらわにしたそうです。

父親から世代交代したとたんに

自分の我を出したんでしょう。

残念な話しですよね。

 

 

この話で何をお伝えしようと思ったのかというと、

そつなく仕事ができてしまうと、

注意されたり叱ってくれたりする機会を失うということ。

本当に親身に関わってもらう機会がないために、

自分がトップになったときに

人間としてのダメな部分が表面化してしまうのです。

 

 

別のところでは、

代替わりする社長が息子さんに代を譲っていくことになるのですが、

自分は不器用でいろいろ苦労したんだそうです。

でも後継者さんは大学出てからフリーターのように

フラフラしてから会社に入社させてしまったので

ずいぶん甘やかしてしまったそうです。

このまま社長になったら苦労するだろうという

心配が先に立つのでなかなか事業承継できないんだそうです。

 

 

そして冒頭のビッグモーターですよ。

まさに苦労知らずのボンボン息子の

やらかした数々の不正。

若い時の苦労は勝手でもしろ!と言います。

私は苦労はする必要ないと思う派ですが、

十分に努力する必要は絶対にあると思っています。

20代30代にしか成長できないことがあるからです。

何に努力するのか?

まずは何かに挑戦しなければ努力は必要性がなくなりますよね。

だからこそ、

何かに挑戦していく姿勢が大事なのです。

ぜひ若い時はチャレンジの人生を生き切ってください。

中年期以降は、、、

ここでも努力しかありません(笑

頑張りましょう!

 

 

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