氷山モデルで考える
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2566日目
おはようございます!
今日からお盆休みに入っている会社様は多いのかな?
藤垣会計も今日から15日まで5連休となります。
せっかくの連休ですが、
台風が近づいているからか、
旅行に行く人が大いに迷っているみたい。
先日の沖縄での帰りの便がなくなってしまう出来事が
また繰り返されなければ良いのですが(^^;
さて、
今日は氷山モデルの話しです。
このブログには過去に何度も出てきてますけど、
氷山モデルとは有名な組織論の書籍、
『学習する組織』
で取り上げられている思考のフレームワークです。
そして図にするとこんな感じです⇩
目に見えている現象が海面から出ている「できごと」です。
このできごとに反応していても、
多くのことは解決できないんですよ。
つまり、
何度でもその現象が現れるわけ。
例えば、
昨日の事務所の扉のガラスが割れてしまったケースで
考えてみましょう。
できごとは、
扉が勝手に開いてガラスが割れた。
この現象に対してガラスを修理してもらったのですが、
それだけでいいのでしょうか?
次に「時系列パターン」を考えてみます。
どんな時にその現象が起きるのか。
台風が来ているとき?
事務所内の窓が開いている?
誰か特定の人が開けたとき?
いろいろ考えてみますが、
外の風が強いときのようですが、
なぜ閉まっている扉が開いたのでしょうか?
ではその下の「構造」を考えてみましょう。
扉の仕組みは、
ドアの上部には、
ドアが一気に閉まらないようにバネみたいな器具がついています。
よく考えてみるとこのバネの機能が古いからか
スムーズに動いていません。
扉が閉まるスピードがめちゃ遅いんですよ。
閉まり切るまでにゆ―――っくりと時間がかかります。
もしかしたらその間に風が入ってきて
扉を思い切り開かせてしまったのかもしれません。
実際に確認していないのでなんとも分かりませんが、
それを想定して念のため調整しなおしました。
仕事でも何でもそうですが、
ものごとを表面上しか捉えられないと
大きな成果は生まれません。
なぜなら仕事の改善ができないからです。
できごとを構造レベルまで掘り下げられるからこそ、
新しい仕組みを考えていくことができるのです。
言われたことしかできないレベルから、
一つ上のレベルに上がれるよう、
思考を鍛えていきましょう!
頭は使えば使うほど冴えてきます。
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