過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2574日目

 

 

おはようございます!

私たちが仕事をする上で大切にしていることは

もちろん正確な会計処理です。

税理士としての職務上、

専門家としてのクオリティは

どこまでいっても下げることはできません。

 

 

お客様と会話をしていても同様です。

私たちは税務・会計の専門家として処理に必要な情報を

お客様から引き出していくことが重要です。

勝手に私たちで判断できないので、

判断に必要な事実を把握していくことが大事なのです。

 

 

まだ未熟な担当者にはこの事実確認が

難しいのかもしれませんが、

相手にとって都合がいいような聞き方をすれば

そのような回答が得られます。

例えば交際費の確認をするときに、

経費性があることを前提に質問をすれば

仕事で使ったものだと答えが返ってくるでしょう。

しかし、

それは事実なのかどうか。

私たちはお客様の都合だけで税務の判断はできません。

専門家として、プロとして、

事実に基づいて判断しなければ、

お客様の信頼には応えられません。

 

 

ましてや、

質問している相手がお客様先のパート職員さんで

専門知識がない人に対して

経費になるかどうかの判断を求めてしまっては

当然に曖昧な回答が得られるだけです。

お客様は専門家ではなく、

私たちが専門家として仕事をしているという職業観を

正しく持てない限り、

税理士などの専門職で働くことはやめたほうがいい。

なぜなら、

いずれ大きなミスをするからです。

取り返しがつくミスならいいが、

税務においては取り返しがつかない大きな損害を

お客様に与えてしまうかもしれないから。

私たち会計事務所もそんな損害賠償を受けることも

耐えられないでしょう。

 

 

売上を計上する基準、

経費性があるかないか、

その事実がいつ発生したのか、

預金から出金した金額の使途の事実、

さまざまなお金の動きについて、

常に、「事実」で判断できるように、

解釈という思考ではなく

事実確認を徹底するようにしなければいけないのです。

 

 

私たちも常にメンバーには伝えていますが、

時間がない、

納期が近い、

資料がない、

質問をしてなかった、

などの理由は自己責任です。

他責にしないで自己の責任で行動してほしいですよね。

仕事をどれくらいの安心感で任せられるのか。

スタッフの能力はこの基準で決まります。

仕事を信頼して安心して任せてもらえる基準を

早く身につけていきましょう。

 

 

 

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