過剰サービス、過少サービス
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2589日目
おはようございます!
今日と明日は私個人的に夏季休暇をいただきます。
お盆の最中は暑すぎてワンコと旅行に行けないので
少しずらしてお休みいただいてます。
と言っても土日もだいたい毎週仕事しているので、
毎週振替でお休みいただいてもいいんだけど(笑
って、まだまだそんなわけにはいかないのが現実。
でも将来は週休3日とか、
もっと将来にはメンバーそれぞれが1カ月休暇とか、
そんな状態でも仕事が回っていくような組織を創っていきたい!
さて、
先日受講したセミナーで講師の税理士さんが
ご自身の税理士法人での取り組みについて
詳しくご紹介いただきました。
その中で言われたのは、
いわゆるABC分析を詳細に行ったうえで、
ランキングを作ったそうです。
ランキングというと上から目線だと思われそうですが、
社内で客観的に一定の基準をもって分類されたそうです。
そして自らの事務所がどこにどれだけサービスを提供していくのかを
それぞれのランキングごとに定義していったそうです。
その目的は、
社員さんが過剰サービスしているのか、
はたまた過少サービスとなっているのか、
基準がないと分からないから。
だって、
月に1万2万の顧問料のお客様と、
月に10万いただいているお客様で、
サービスの内容が一緒だったら問題ですよね。
一般的には税理士業は税務申告で報酬をいただいています。
それが基本となり、
そのうえに記帳代行での報酬をいただいたり、
経理代行での報酬をいただいたりします。
経営者の課題の解決はコンサルティングの分野になるので、
お客様から来た質問に何でもかんでも対応するのは
これは過剰サービスとなります。
これをやるのであればコンサルティング報酬をいただくことになりますが、
相手からの質問や問い合わせに無条件に応じていくと
そのお客様は赤字部門となってしまいます。
契約上でできることは、
ここからここまでと区別できるような仕組みが
必要になってきていると感じてます。
今までは感覚的にできていたので
言語化してこなかったのですが、
これから来年の予算を作っていく中で
サービスの見える化を徹底していきます。
このサービスの見える化は
評価制度における目標設定にも使えるんですよね。
上司が部下に何を頑張るんだと聞いても、
仕事の内容が言語化されていなければ
大きな塊の仕事の単位でしか表現できません。
もっと具体的に体系的に詳細に分類されてくると
頭の中でイメージして整理しやすくなります。
メンバーの思考をもっと明確にするためには
サービスの見える化をする必要があると
やっとわかりました。
言葉にできることは実行できるんです。
頭の中を言語化して実行力を高めていきましょう!!
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