士業事務所の法人化
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2626日目
おはようございます!
昨晩は私が所属するJPSA士業部会の月に一度の勉強会でした。
テーマは士業法人の定款の落とし穴について。
定款とは、
企業でいうところの憲法のような存在。
これを一般的なひな形通りに使っていると
もしかしたら大きな落とし穴に落ちるかもしれません。
講師の司法書士久保巌先生の話しがとても分かりやすくて
勉強になりました!!
でね、
藤垣会計は個人事務所なんですよ。
なぜなら事務所に所属する税理士が私一人しかいないからです。
税理士法人は税理士が二人以上いないと設立できないんですよ。
ただ実務的には今でも何の問題もなくできています。
とは言ってもこのままではいけないんです。
私が独立した時に、
先代の羽田野先生が亡くなられて事業承継をしました。
そのときに相続と合わさってとても大変な承継となりました。
法人になっていたとしたら、
社員の入れ替えという手続きだけで
事業そのものは簡単に引き継ぐことができましたが、
個人事務所が一旦無くなってから
その後で他人の私が承継するわけなので、
一から契約をやり直すということになっちゃんたんですよ。
事業承継の対価も営業権などの問題も出てきます。
いろいろと大変でしたね。
だからこそ、
次の世代に引き継ぐときには絶対に法人になっていないと
また迷惑をかけてしまうので、
そこだけは開業時から決めていることです。
そして法人化というのは
大切なお客様との約束を果たすためにも
絶対に必要な事なのです。
だって、
もしも私に何かあった時には
お客様を守れなくなってしまうのです。
法人となっていたら、
私がいなくなっても私に代わる税理士がそのまま継続して経営してくれているので、
お客様には何も不安を与えることがありません。
昨日の勉強会で、
あらためて自分の事務所の出口戦略について考えさせられましたし、
社内で頑張って勉強しているメンバーに、
一日でも早く税理士となって活躍してもらいたいと思いました。
何年後か確約できませんが、
税理士法人となって営業する時が必ず来ますので
お楽しみにしていてくださいね!
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