前置きトーク
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2627日目
おはようございます!
私のコンサルティングの師匠和仁達也さんから
学んだことはたくさんありますが、
その中でも対話のスキルは目から鱗でした。
和仁先生の書籍を読むまでは
対話の型があることすら知らなかったし、
その型を学び実践を繰り返すことで、
意図してその対話ができるようになってきました。
今日はその型である「前置きトーク」について
少し触れてみたいと思います。
あなたは自分が話したいことを伝えるのに
何を意識していますか?
対話とは相手と対する話しと書きますが、
話しというのは順番に交互に話していく中で
導いていくことができるのです。
話し下手だったりする人の特徴は、
自分が話したいことをそのまま話してしまうこと。
いきなり唐突に言われても、
相手は聴く耳を持っていません。
まさに「聴く耳」を持ってもらう状態を作ってから
自分が伝えたいことを話すことが
何より重要なのですね。
では、その「聴く耳」を持ってもらうというのは
どんな状態でしょうか?
それは相手が自分事になっていることです。
自分事とは、
自分にとって良い話であったり、
自分に影響がある話しになっている状態です。
例えば、
保険の提案をしようとした会計事務所スタッフの事例。
相手にとってメリットのある保険提案なのですが、
「いきなり保険の提案をしたいのですがいいですか?」
「ちょっと話を聴いてほしいのですが、、、、」
って話をしてしまったらダメです。
和仁先生がいう前置きトークとは、
前もって上手に事例で伝えておくんですよ。
「この間、他のお客様のところで面白い話がありまして、
・・・・・・・・・・保険を使って大きく節税できたんですよね」
とか関連するような話題を探しておくんですよ。
で、その後で、
「それでね、社長、社長のところでも大きくメリットがある話しがあるんですけど、
その話し聴きたいですか?」
ここまで。
この状態で、「聴きたいですか?」と聞かれたときに、
ききたくないよなんて言われないですよ。
そんな状態にしていくことが前置きトークなのです。
やればやるほど、スキルが身につくし提案が受け入れられるので、
ぜひこのスキルを身に付けてください。
人は相手の話しには基本的に興味ありません。
自分にどんなメリットがあるのか?という話にしか
関心を示さないのです。
その心理を理解して対話を組み立ててくださいね!
上手くいくことを願ってます。
ぜひ試してみてください。
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