過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2734日目

 

 

おはようございます!

あなたは税制改正で今年は定額減税があることをご存じですか?

昨年に突然沸いて出た減税の話しです。

税収が増えた分を減税に回すとか意味不明な説明から始まって、

結局今年限りという迷惑な制度ができてしまうことになります。

 

 

一般の国民からもそんなところにお金を使うのではなく、

もっと意味のある所に使ってほしいという意見が多く聞こえてきますね。

だってね、

この減税ってどうやって行われるか知ってますか?

 

 

減税は実はお給料の源泉所得税から毎月行われていくんですよ。

普段なら天引きして徴収される税金が天引きされないということを

繰り返して減税をしていくことになるんです。

これって実感あると思いますか?

 

 

そもそも日本の源泉徴収制度は昔の大蔵省の官僚が考案したもので、

国民から文句言われずに効率的に税金を納めさせるやり方なのです。

天引きのマジックという言葉がありますが、

自分で納税する行為がないのでまったく納税感を感じさせないのが特徴です。

だとしたら、この源泉徴収を使った減税もまったく実感なく終わっていきそうじゃないですか。

誰も税金を減税してもらったと実感なく、

消費も増えないまま終わっていくという悲しい制度になっているのです。

 

 

そしてさらに大きな問題は、

その処理は誰がするのか?という話です。

こんな一年限りの仕組みのために日本中の総務担当の人や会計事務所や社労士事務所が振り回されるんですよ。

そのために料金をいただくことも難しいでしょうし、

仕事が国の勝手な都合でどんどん増えていきます。

インボイス然りです。

だからね、藤垣会計ではお客様側でこの処理をできるようにしていきます。

顧問料といって仕事をしていると何でもかんでも押し付けられます(^^;

そうじゃない、受けている仕事は明確なので、減税の計算は社内でやっていただく。

もしくは対応している給与ソフトを導入していただいてご自身でやっていただくことにしていきます。

 

 

仕事の領分を明確にしていかないと、

どんどん苦しくなっていきます。

あなたの仕事の範囲は明確に定められていますか?

 

 

 

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