イケてない人の選択はイケてない!
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1167日目
昨日の台風で
被災された方は
いらっしゃいましたでしょうか!?
特に関東方面では
台風直撃で大きな影響があったようです。
とても気になります。
さて、
私は当初から予定していた
北陸の方へ家内とワンコと
遊びに来ています。
台風とは方向がズレていたおかげで
なんとかたどり着き、
旅館でゆっくりした時間を過ごしています。
せっかくのお出かけですが
台風ということもあり、
何冊か書籍を持っていきました。
その中の一冊が
土井英司さんの
『「人生の勝率」の高め方』
という書籍。
土井さんは、
私のブログ師匠の板坂裕治郎さんが
敬愛されているので存じてましたが、
書籍は初めて読みました。
読みやすい構成で、
中身も面白くて一気に読み進められました。
興味をもったポイントは
私が学ぶ青木仁志先生の言葉、
「努力より正しい選択を優先しなさい」
ということと全く同じことが
書かれていました。
この書籍は、
「選択」という言葉がテーマになっていて、
まさに何をどう選択するかで
人生が変わるんだということが
著者の体験など交え書かれてます。
私は三十代を税理士受験に費やしました。
私は勉強のやり方に
非常にこだわりました。
仕事をしながら勉強するので
いかに効果的に学習できるか、
脳科学や効率のこと、
さまざまな勉強方法を
徹底的に取り組みました。
受験の勉強より優先して
勉強法を学んだことを覚えてます。
というのも、
まさに努力の方向を間違えたら
永久に合格はできないとわかったから。
そして限られた時間で
いかに合格できるかという
正しい努力の方向を
常にブレていないかを
客観視してきました。
私は分析することが
もともと好きなので、
こんな勉強スタイルだったのですが、
多くの人は違うんだろうと考えてます。
税理士試験は1科目の合格率が
7~14%程度だったのですが、
最後の5科目合格者の数と受験者数の割合は、
実に2~3%しかいませんでした。
私が合格した時の話しなので
今は少し違うかもしれません。
言いたかったのは、
5科目続けられる人が
とても少ないということです。
個々の科目では7人に1人くらい合格できてます。
でも5科目合格となると
50人に1人になってるのです。
この長丁場の試験で
どれだけ脱落していくかと考えると、
そもそも効果的な勉強ができているのかが
長期的に計画されないといけないのです。
書籍では土井さんの高校受験の頃の話が
書かれてまして、
結果的にどの高校を受験するかを
学校の先生が決めたような形になったんだそうです。
自分で決めたわけではなかったけれど、
でもそれが正解だったのです。
土井さんは、
『「イケてない自分の選択」って、
いつも、
イケてないんですよ。
イケてない自分のセンスで選んだものは、
「イケてない」に決まっています。』
と言ってます。
まさにその通り。
「自分のやり方でやってみます!」とか、
「私はこれでいいと思います」など、
それぞれ自分で決めれればいいのですが、
人はそれぞれのレベルで
物事を選択してますから、
私から見ると
「なんだか遠回りしているなぁ」
「ぜったいうまくいかないだろうなぁ」
「何でこっちのやりかたにしないのかなぁ」
と社内でもよく思うこと。
でも社内ではスタッフたちの決めたことを
尊重しようと思い、
あまり「あーしろ」「こうしろ」って
細かく指示していません。
でも、
書籍を読んでいて、
彼らの大きな選択について
自主性だけを求めても
それも酷なのかなぁと感じました。
コーチングという
コミュニケーションスキルを学びましたが、
「相手の中に答えがある」という前提で
相手から引き出すことを
大切に考えています。
でも、
コーチングにおいても
助言はできるんですよ。
相手が求めてこれば
助言はオッケーなのを思い出しました。
私は相手が求めてくるのを
待っていませんでした。
勝手に助言をしてしまい
後悔することもありました。
でも、
イケてない人の選択は
イケてないに決まってる!
という土井さんの言葉から
私が助言することで
効果があるのであれば
どんどん助言をしてあげようと思いました。
もちろん、相手に聞いてからね。
ちなみに、
「イケてない」とは
ダメだということではありません。
成長過程でまだその選択肢が
考えつかないことは大いにあります。
そういう意味だと解釈してくださいね。
そして自分自身も、
経験がある人には
どんどんリクエストして
助言を求めていきます。
あなたも、
人の力を借りることで
正しい選択ができるよう
人生の勝率を高めてくださいね!
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