代表交代の決断
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2873日目
おはようございます!
最近は事業承継が絡んだ状態のお客様への関わる機会が
ずいぶん増えたと感じます。
順調に親子間で承継が終わったところ、
これからどうしていけばよいかと相談に来られる方、
M&Aが決まってこれから勇退される方、
いろいろな方がいらっしゃるんですよね。
そして、すべての事業承継には税金が絡んでくると思ってください。
会社の経営権を承継しようとすると株式を引き継ぐことになりますから
必然的に株式を誰が持つのか?
贈与税が相続前3年以内の加算が7年に変更されたことで
毎年の暦年贈与が使いにくくなりました。
ここも贈与税を払ってでもその方が税金が安いということもあるので、
110万円という金額にこだわらずに検討をお勧めします。
事業承継はうまくいくケースばかりではありません。
事業を承継したとたんに態度を変えてくる恩知らずな後継者もいるんですよ。
無知はコストといいますが、
自分が置かれた立場を理解できていないのか、
それを分かったうえでも文句を言われないことを分かって言ってるのか、
それは本人しか分かりえませんが、
渡した側の先代経営者の立場に立つと残念でならないでしょうね。
最近では人の採用が難しい時代になりましたが、
ちゃんと育成をしてこないと大変なことになるので
採用も育成もしっかり注力していきましょう!
事業承継はケースバイケース。
本当にすべてがそれぞれ固有の状況を抱えていて、
興味深いですがなかなか大変ですよね。
これがスムーズにいくように距離感を詰めて寄り添っていきます。
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