最も育成できないタイプ
こんばんは!
お客様と話していて、
売上をあげるために最も苦労していたのが
人材育成でした。
そのお客様のお店では複数店の飲食店を
経営されています。
同じ系列の店舗なので、
扱っているものも同じ。
でも売上と利益に大きな差が出るんですね。
その原因は何かというと、
店長でした。
何を話しても、
「私には無理です」
この一点張りなんだそうです。
良い方のお店に行かせてみると
本人も良い店が明らかに優れている点が分かるんですよ。
商品を製作するのも
まったくかかる時間が違う。
その出来も違う。
現実を見るとそれを理解はできる。
でも
「私には無理です」
「できません」
と言う。
工程を分解してあげて、
どこをどうやったらできるようになるかを
一緒に考えてあげても、
「いや、無理です」
社長はなかなか手を焼いていました。
実はこの店長さんは代わったばかりなんですよ。
以前の店長もさっぱりやる気がない人で、
その店長には辞めてもらって新しく来たのがこの店長。
働くスタッフ達は以前と変わらないのですが、
トップである店長がネガティブでは
まったく覇気がないんだそうです。
ネガティブは伝染します。
ネガティブは救いようがありません。
ネガティブだけはダメなんです。
なぜネガティブなのかは分かりませんが、
人が育つ家庭で両親からネガティブな言葉を掛けられた経験が
その人のネガティブさに繋がっているそうです。
だからその人が悪いわけではないのかもしれません。
でも残念ですがビジネスにおいては使えません。
自分の思考は自ら変えることができます。
思考は自分のコントロール下にあります。
人から言われても変わりませんが、
自ら変わろうと思えば変わることができます。
主体性を信じて関わっていくことが
唯一の解決法かもしれませんね。