正しさを振りかざすメディア
こんばんは!
お正月にドラマが連続で再放送されていたのですが、
「不適切にもほどがある」
という昭和と令和を行ったり来たりするコメディドラマ、
観られた方いらっしゃいますでしょうか?
うちは奥さんが録画してくれていたので、
適当に飛ばしながら観てました。
というか、
昭和の方がよかったなーと思うことが
たくさんありました。
もちろん現代の方がよいこともたくさんありますけど。
ドラマを観ていて特に感じるのは、
現代のコンプライアンスやハラスメントへの
過剰な反応についてです。
言い出したらキリがないくらいのハラスメント対応。
まるで完璧にしてどこからも絶対に文句を言われないために
100%で生きていかなければならないような
とても息が詰まる時代なんだと感じました。
それに比べると、
昭和の時代の雑でずさんなこと(笑
SNSのようなツールがないから、
そこまで人の目を気にする必要もない。
気楽な時代だったんだと感じました。
どちらの時代もよいところがありましたね。
でもね、
あらためて最近のメディアの対応と言いますか、
例えば元スマップの中居君のこと。
すでに相手の方と示談がまとまっていて、
お互い口外しないということで話しが付いていることについて
文春の報道をきっかけに、
ほとんどすべての放送から中居君が消えました。
なにか100%誠実でクリーンでいなければ
許されないような閉塞感や息苦しさを感じました。
中居君だけじゃなくて、
ダウンタウンの松本さんの件や、
最近だと吉沢亮さんの酔っぱらって隣のうちの
トイレを使ってしまった件。
これなんてもうネタでしょ?って感じじゃないですか。
芸人なら笑い話で終わりそうな話なのに、
話しが大事になってしまっています。
アサヒビールがCM解約したのはお酒絡みなので事情はよく分かりますが、
ちょっとしたことで人生が大きく変わってしまうような
厳しい時代になっているのですね。
もっと寛容に生きたいものです。
国民一人ひとりが少しだけ寛容に生きていれば
なにか変わるような気がします。
そう思いませんか?