物価上昇と賃金上昇
こんにちは!
年の初めだからか、
いろいろ先のことを考えることが多いです。
物価がどんどん上がっていて、
大卒初任給が40万円とか!?
びっくりですよね💦
この40万というのはカラクリがありまして、
新卒全社員が対象ではなく転勤族として受け入れた人、
そして固定残業代が含まれているということ。
新入社員がこの条件で入社したときの落とし穴が
この給料を稼ぐだけの成果を上げられるのかということです。
1年目は成果を求められないとしても、
2年目3年目となれば稼ぎに応じた成果を求められるようになります。
自分が売り上げを多くあげられたり、
多くの部下を指揮していけたり、
特別な専門知識を活用できたりと、
何かなければ遠くない未来で退職しているでしょう。
なんだか企業のパフォーマンスのような話ですよね。
とは言え、
40万の初任給はないとしても、
物価は確実に上がってきています。
それに合わせて給料も上がっていますね。
最低賃金が岐阜県で昨年は1,001円となりました。
前総理大臣の岸田さんが2030年代半ばまでに
最低賃金を1,500円目指すと言いました。
そして石破さんになってこれを
2020年代に前倒しすると言いました。
簡単に言ってくれますよね。
2020年代ということはあと5年しかありませんが、
今が1000円、5年後は1.5倍ということですか。。。
かなり現実的ではありませんが、
それでも上がっていくものと考えます。
ではどうやって企業は乗り越えていくのか?
そのためには現在の価格を値上げするしかありません。
そもそも値上げができていない企業にあっては
もういい加減値上げしてください。
すでに値上げできているところは、
あらたな高付加価値サービスができるように
商品を増やすことを考えていきましょう。
高単価にする以外には
乗り越えていけないのです。
同じ金額で数を稼ごうとしたら
結局のところ人も同様に必要となってしまいます。
そうなったらまた人件費や人材難に苦しめられます。
だからそうなってもいいように、
人の手がかからないようなサービスに切り替えていくのです。
DXの推進はこういう課題の解決策として意味があるのですね。
あなたの会社では
対策はできていますか?
価格の見直しから始めていきましょうね。