雨の日の友
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1266日目
おはようございます!
二週間遅れとなった大河ドラマ、
「麒麟が来る」
でしたが観られましたか?
岐阜が舞台の展開から始まり、
なかなかユーモアもあり面白いです。
戦国時代の設定なので、
外れのない鉄板の面白さがあると思います。
ぜひ観てくださいね(^^)/
さて、
こんな言葉を聞いたことがありますか?
「銀行は天気がいい日に傘を貸してくれるけれど、
雨降りには傘を取り上げる。」
よく言われる銀行の融資のことを
分かりやすく表現した文章です。
具体的に言うと、
会社の景気がよくお金を借りる必要がない時に
銀行はお金を借りてくださいと言ってきます。
逆に景気が悪くなり、
資金繰りが苦しくなると、
銀行はお金を貸してくれないどころか、
融資を引き上げようとさえします。
なぜこんな冷たい対応をするのかというと、
銀行は返してくれる相手にお金を貸すのです。
景気が悪くて資金繰りが悪いということは、
返済ができなくなる恐れがあるということ。
そうなればお金を貸すときには
慎重になってしまうのです。
つまり貸してくれないということです。
手のひら反しという言葉がありますが、
銀行のこういう時の対応が、
手のひらを反すようだと表現しますね。
経営者にとっては
一番苦しい時に助けてくれないどころか、
冷たい態度を取られると
本当に辛いものです。
あのトヨタ自動車も創業して間もないころに
大きな経営危機に陥ったとき、
当時の大阪銀行(住友グループ)から
融資を拒否されて非常に苦しい状態に陥ったことから、
トヨタ自動車はそれから一切住友グループとは
関係を断っていました。
最近では合併などを通して関係が
つながってきたと聞きます。
それほどの確執になるほど、
辛く苦しい時に
どんな関わりをしてくれるかは
大きな影響力があるということです。
本当に辛い時に
寄り添ってくれる人こそ
本当の友人ですよね。
まさに、
雨の日の友。
私たちも、
お客様が辛く苦しい時こそ
お客様に寄り添い、
深い関わりをしていきたいと
考えています。
相手の気持ちを汲み取れる人で
ありたいものです。
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