税務調査は怖くない?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1282日目
おはようございます!
風が強くてめっちゃ寒い日が続きますね!!
冬らしいと言えばそうですが、
インフルエンザや新型コロナウイルスなど、
自己防衛が大事ですね。
さて、
税理士業界ではもう確定申告モードに
入りつつあるのですが、
藤垣会計のお客様の法人様で
税務調査を受けているところがありまして、
その立会いをしております。
今の時期にも法人税の調査は
行なわれるんですよ。
税理士が忙しいので
実際にはほとんどないし、
調査を延期するパターンもあります。
でも法人税の調査官は
この時期は調査ができないので、
帳簿の整理など地味な仕事に
追われることになります。
そんな中でも件数をこなすことも必要なので、
調査をさせてほしいと
連絡が来るんですね(^^;
あまりボリュームがないこともあり、
1件だけ調査を受けて、
昨日ほぼ終了しました。
懸念事項もすべて問題なく通り、
安心して終えられました。
税務調査官も人の子です。
対応が悪いと相手も意地になりますし、
しっかり対応してあげると
向こうも丁寧に対応してくれます。
何度も同じ調査官に遭遇することもあり、
税理士がしっかりした申告をしていることを
把握したうえで帳簿を見てくれるので
ありがたいですよ。
もちろんお客様の立場に立って
税務署とは闘いますが、
それは論点で勝負するだけで合って、
声を荒げてケンカをするわけではありません。
絶対に譲らないことは断るし、
お客様に不利にならないように
細心の注意を払って対応していますよ。
ありがたいことに、
税務調査をするたびに
お客様とは信頼関係が深くなるんです。
そりゃそうですよね、
一番不安な時に助けてくれる関係になれるのです。
税理士がミスばかりしていて、
税務調査で多くを指摘されると、
逆に信頼を無くすかもしれません。
また、
税務調査の立会には報酬をいただいてますが、
先にお伝えしていれば問題ないのですが、
調査が終わってから立会料を請求すると
「そんな話聞いてないよ!」
って信頼関係を壊します。
15年ほど前にお客様から叱られた経験が
今でも生きていますよ。
税務調査でも安心していられるのは、
帳簿がしっかりしているからで、
個人の支出と会社の支出の管理があいまいだと
ダメなんですよね。
一事が万事です。
一つ見つかると全部細かく見られますから、
普段からちゃんとしておくことが肝心です。
税務調査があるとお客様は不安になるし、
私たちも不測の時間をとられるし、
あまりいいことないように思えますが、
そうではありません。
お客様と会計事務所の信頼関係を強くできることは、
何にもまして大切なことですね。
最新情報を無料でゲット