過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1355日目

 

 

おはようございます!

昨日は初めて終日自宅にて仕事をしました。

職場のようにはいかないこともあれば、

自宅でも変わらないこともあって、

それぞれの特性を活かせば

なんとかなるものですね!

 

 

さて、

巷では10万円の給付金について、

申請するのか?しないのか?

みたいな議論があるようです。

議員さん方は申請しないと言ってましたね。

麻生大臣からは、

現在困っていない人には

手を挙げてほしくないような思惑が

伝わってきます。

ある程度収入がある人が申請することに対して

批判的な考えの方も多数おられるみたいです。

人からとやかく言われる筋合いではないと思うのですが、

自分の正しさを世間の正しさだと勘違いして

個人の考え方を押し付ける傾向がありますよね。

とても残念なことです。

 

 

個人的に言えば、

私は10万円をもらって、

余裕のある人には消費してほしいと考えます。

経済用語に「信用創造」という言葉があります。

銀行などが信用によって

貨幣を創造していく仕組みを表すのですが、

経済学的にも消費をすることは

とても大きな影響があるのです。

 

 

例えば、

金額の単位を大きくして、

1億円の補助金をある企業がもらったとします。

この1億円を1億円だけの価値にするのか、

それ以上の価値にするのかは、

消費するかどうかで変わってくるのです。

 

 

1億円をそのまま預金通帳の中に

入れたまま使わなければ

1億円のままですね。

でも消費をすると増えるのです。

具体的には、

1億円である設備を購入するとします。

すると、

その1億円をもらった企業は、

その中から例えば3000万円を仕入れ先に支払い、

6000万円を従業員に給料として支払います。

すると、6000万円分の給料から

従業員さんは消費をします

スーパーや家賃など5000万円支払えば、

その5000万円をもらった企業が

また給料を支払い、

その給料をもらった人はまた消費をします。

こうやって、

消費をすることで、

最初は1億円分の取引しかありませんが、

それをきっかけにどんどん消費が繋がっていくのです。

消費の総額は最初の1億円の何倍、何10倍となってくるのです。

 

 

こうやって考えると、

10万円の支給を受けた国民が

貯金をせずに全部消費に回したとすると、

ものすごい経済効果となり、

一気に財政も回復して景気もよくなるわけです。

まぁこんな都合よくはいかないものの、

やはり消費を回さないことには、

負のスパイラルでどんどん景気が悪くなります。

10万円は普段使わないようなことに消費してもらうと、

更に経済効果は高いと思いますね。

 

 

だから、

個人的には10万円は受給してもらって、

しっかり消費してもらいたいのです。

先が不安なのはわかりますが、

安心のためだけの貯金ではなく、

せめて先に使う予定のある貯金に回してください。

何かを買うための貯金なんかにね。

給付金を日本のために消費に回しましょう!!

 

 

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